「慣わし」とうもろこしの島 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
慣わし
川を挟み両岸でジョージアとアブハジアが紛争している中、その川の小さな中洲に小屋を建てて暮らしとうもろこしを育て始める老人と両親を亡くした孫娘の話。
銃声が聞こえたり、両兵士が川をボートで通り過ぎたり中洲に訪れたり、傷ついて畑に倒れていた兵士を匿い療養させたり、戦時下の紛争地帯において例年通りのどかに暮らし、少女は少し大人に近づく。
台詞は少なく終始ゆったりとした流れで、何の為に周りは戦っているのか、と戦争の虚しさを感じる。
コメントする