さよなら、人類のレビュー・感想・評価
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難解。忍耐力と睡魔との闘い
3部作の最後しか見ていないためなのか、それともヨーロッパの歴史に精通していないためなのか、難解な作品でした。
静的な画面の連なりに、言いようのない睡魔に度々襲われ、さらに理解困難になったと思います。
フィックスとはいえ、画面の隅々であらゆる演出が成されていて、とてもじゃないけれど、1度では全てを捉えきれないと感じました。
作品の意図するところを感じ取らなければ、ほぼ退屈な作品と見做してしまうことでしょう。そう言っている自分自身がまさにそう思ってしまったわけです。
とはいえ、金獅子賞という謳い文句にそそられる人は多いはず。見る前の予習は惜しみなくしておいた方が賢明です。
面白かった
苦痛でした
笑えない映画。
オフビート感覚に満ちていて、カウリスマキの映画にも似ています。ストーリーはよく判らないのですが、スウェーデンの近代史、現代史を織り交ぜているような描写もありました。笑いを誘うような描写もあるのですが、何故か私は全く笑えませんでした。北欧のうらぶれた街を舞台に展開されるこの映画には最初から最後まで生気が感じられませんでした。隙間風が絶えず吹いているのです。判らない映画には二通りあります。判らないけど、もう一度、観てみたいと思わせる映画、判らないけど、もう二度と観ないであろう映画。この映画は私にとって、間違いなく後者に属している映画です。ベネチアで金獅子賞を獲った映画なのだから、なんらかの収穫があるであろう、と思い、上映に臨んだのですが、結局、何も残りませんでした。気になる方は早めにご覧になった方が良いと思います。早めに打ち切りになる可能性大、です。
恵比寿までの往復、全く、骨折り損でした。
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