劇場公開日 2016年2月13日

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「不謹慎だけど笑ってしまう。クレイジーな教師達の孤軍奮闘!!」ゾンビスクール! 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0不謹慎だけど笑ってしまう。クレイジーな教師達の孤軍奮闘!!

2016年3月12日
PCから投稿

笑える

楽しい

興奮

【賛否両論チェック】
賛:スプラッター・コメディ特有の不謹慎な小ネタが、次から次へと繰り広げられ、思わず笑ってしまう。何も考えずに楽しめる。
否:ゾンビ化しているとはいえ、教師達が生徒達をぶちのめしていくストーリーは、やはり賛否がありそうなところ。グロシーンもメッチャあり。

 ストーリーはかなり破天荒でメチャクチャですが(笑)、「思春期前の子供だけがゾンビ化するウイルス」という設定は面白いです。文字通り手に負えなくなってしまった子供達を前に、ちょっとクレイジーな教師達が、あの手この手で生き残ろうと奮闘する様子が滑稽で、思わず笑ってしまいます。
「いくら大嫌いでも、先生を食べちゃダメだろ!!」
なんて言っているのは、秀逸ですね(笑)。個人的には、
「こっそり様子を見てくる。」
と言い出すクリントに、ウェイドが
「ホビットみたいにか?」
なんて文句を言うシーンが、ツボでした(笑)。
 ただゾンビとはいえ、子供達を容赦なくぶちのめしていく展開は、やや賛否は避けられない気はしますが、それらも含めてぶっ飛んだ世界観はステキですので、是非チェックしてみて下さい。

映画コーディネーター・門倉カド