劇場公開日 2014年10月26日

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「ヘタレヒーローの冒険活劇」チェンナイ・エクスプレス 愛と勇気のヒーロー参上 shironさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ヘタレヒーローの冒険活劇

2017年7月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

『PK』以降、インドムービーにご無沙汰していたので、この日本語吹き替え版お披露目試写会をとても楽しみにしていました。
しかも、大好きな『オーム・シャンティ・オーム』の二人でしょ〜。期待が高まります。

◆『冒険活劇』という表現がしっくりくる、ちょっとレトロな魅力満載の映画でした。

『ムトゥ 踊るマハラジャ』みたいだなぁ と思って観ていたら、エンドロールで。。。
確信犯だったのですね!(*゚▽゚*)!
どおりで♪ お約束のアクション “屋台にドシャーン” も、これでもか!という繰り返しでパロディになっていたし。
全部違う種類の屋台で、その豊富さにもツッコめました。「何回やるねん!全部違うんかいっ!!」

主人公は思わぬトラブルに巻き込まれて、インドを北から南へ縦断(横断?)することになるのですが、今まで知らなかったインドの素晴らしい風景も楽しめました。
美しい滝や、お茶畑(?)海の上を鉄道と並走するハイウエイは行ってみたくなりました。

◆この映画で一番楽しいのは“言葉が通じない”ことで巻き起こるドタバタ騒動なのですが、これは字幕版より吹き替え版の方がわかりやすいのではないかと思います。
今回作られた吹き替え版では、主人公の言語は日本語吹き替え。その他の言語は画面の下に日本語字幕が出るスタイルでした。
これだと“わからない言葉を話している” が、わかりやすいww

インドは指定言語だけでも22。全部で1000を超える言語があると言うのだから驚きです。
方言のレベルではなく、全く違う言語がそんなにもあるなんて!!
でも、それって、言語の数だけ異なる文化があるってことですよね。。。
さすがはインド。計り知れないです(。-_-。)

◆映画の前のトークショーでいろんなお話が聞けたので、より映画を楽しむことが出来ました。

既婚者が額に付ける“クムクム”を実際に作ったりww

ヒロインの声優さんが「タミル語の台詞があって、耳で聞いて覚えて…」とおっしゃっていたので、てっきり一言二言かと思ったら、いやいや結構な量で驚きました。プロすげ〜!

なかでも興味深かったのは、インドの映画事情。
なんと映画公開の一ヶ月前にはサントラが発売されて、みんな歌を覚えてから映画を観に行って、劇場で一緒に歌うのだそうです。
楽しそう!!((o(^∇^)o))

日本でも映画が娯楽の王様だった頃は、銀幕のスターに向かって「待ってました!」と掛け声をかけたり、良いシーンで拍手をしたり…皆んなでライブ感を楽しみながら観ていたのだから
「上映中はお静かに」はマナーとして、娯楽作の発声上映やシングアロング上映がもっと増えると嬉しいです。♪( ´θ`)ノ

shiron