人生スイッチのレビュー・感想・評価
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最後の最後で度胆を抜かれる作品。
日常の延長線上。
何気ない選択が平穏な人生を決定的に狂わせる。
そんな状況に直面した人々の顛末を描いたオムニバス作品。
「1:おかえし」「2:おもてなし」は正直微妙。
面白くない訳ではないですが。
設定の粗さ、共感のし難さもありイマイチ。
これが残り4編続くのか…と少々不安でしたが。
「3:エンスト」から徐々にエンジンが。
常識が通じない粗暴な人物との対峙を通して。
朱に交われば赤くなる主人公。
複数回の立場逆転の末、迎える或る帰結。
その間抜けさに思わず笑いが漏れました。
「4:ヒーローになるために」「5:愚息」は登場人物がグッと増えて。
間抜けで不毛な争いがより多面的に描かれる。
扱われるテーマの新鮮味は薄いですが一方で理解/共感し易く。
派手では無いですが普通に面白いブラックコメディー作品に。
この流れを組む形で着地する…と思いきや。
「6:HAPPY WEDDING」でやってくれた。
これまでバットを短めに持ちコツコツと当ててきたが。
最後の最期で大振り。
しかもキチンと当ててガツンと飛ばしている。
これまでの編では無かったハイテンションかつスピーディな展開。
「エッ!?」と驚き、「エェ。。」と絶句。
畳み掛け、畳み掛け続けて迎える或る帰結の小気味良さ。
絵面の間抜けさも相まって明暗入り混じった笑いが絶えませんでした。
最後の最後で度胆を抜かれる本作。
昔懐かしの映画「バカヤロー!」シリーズに似ている気がします。
その類型だとしたら出演俳優の“格”みたいなものが分かると更に楽しめるのだと思いますが、知らずとも十分楽しめる作品でした。
オススメです。
爽快!!
激混みでした!
ええっ! そうくるんだ
突き抜けてて笑える
人間てば。
『人生スイッチ』タイトル通り、生きていく上で岐路を決めるようなスイッチのようなものが存在するとしたらそのスイッチによって幸なのか不幸なのか、様々な物語を通して人生の悲劇喜劇、人の欲深さ、憎しみ、執著心…などを描いている映画だと思った。
共感できるかと言われればなかなか素直に頷けない部分はあったけど(実際感動を誘うような内容の物はないので…)共感し難いかと思うけど、人間誰しも抱く感情を多少なりとも大袈裟ではあるが上手いこと捉えて描いていたと思う。
その人間の滑稽さだったり人間の持つ理性を失った感情をデフォルメして、上手く一つ一つの物語に纏めたなぁと思う。
少し間延びしてしまう時間もあったが、全体的には満足して見終えました。
他人の不幸は蜜の味
コメディをお探しでしたら; 疑問や期待を裏切らない、心が躍り続けた作品でした
平凡な人の日常をそのまま感じさせる、俳優さんたちの滑らかな仕草や演技と相まって、
誰もがどこかで体験したことのある、「ある、ある。」を上手に掴みきり・・・・・、
さらに、
「さて、この一線を越えてしまうと、どうなってしまうのかな。」という疑問に、見事に答えきってくれる作品でした。
easy to watch. Every story makes you not to feel bad
■こんな人にオススメ
軽く楽しめる作品探してる人
基本的に全世代。男でも女でも
旦那が浮気してるかも、な人
最近愛車をレッカー移動された人
■こんな人にすすめない
深い作品をじっくり見たい人
人の恨みを買った覚えのある人
■こんな時にどうぞ
最近「イラッと続きの毎日」な時
オムニバスだから、映画観たいけどあんまり時間ない時
タイトルとポスターが予想させない感じでいいね٩(๑´3`๑)۶シネマライズの劇場に飾られたビジュアルが「嗤う伊右衛門」、じゃなくて「嗤う分身」以来の興味そそられる具合◎
1作品毎にストーリーがわかりやすーくて、観客をがっかりさせない終わりで、見ていて安心しながら楽しめるのがありがたい。一つ一つ1時間半くらいできちっと見せても飽きないような内容なので、短時間で次々進むのがちょっと勿体無いくらい☆
ちょこちょこと笑えるしスカッとする。
適当な映画探しの際はピッタリ
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