「ドラムはかっこいい。」セッション mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
ドラムはかっこいい。
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アンドリュー(マイルズ・テラー)は、胸に希望を抱いて音楽大学の門を叩く。厳しいコーチ フレッチャー(J.K.シモンズ)の目に留まり、彼の率いるバンドの一員になる。
スパルタ的な指導に違和感はなく、一流になるためにはこれくらいのことはありかと。
リズム、テンポを習得するためのビンタは、まさにスパルタなのだが、叩かれているほうが何も言わなければ何の問題もない。
フレッチャーに追い出されるのも、ほぼ自分の不注意で、教師としては、時間にルーズなヤツは使えないというところだ。
だからこそ、カーネギーホールで仕返しみたいなことを企てたフレッチャーは少し残念であった。
が、アンドリューの演奏が、フレッチャーの器の小さい思いを吹っ飛ばすラストは見応えがあった。
デイミアン・チャゼル監督のビートの効いた演出もかなりよかった。
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