「ドッチボール」セッション いさんの映画レビュー(感想・評価)
ドッチボール
彼はきっとシンバルを投げたら投げ返してくれる人を探していたんだろう。それは、反抗とは違う。シンバルを投げ返した上で、「おい、少し黙って俺の音を聞け」と命令してくるような天才を欲していたのだろう。音やリズムに忠実なだけではなく、心から音を聞き合える相手を。
見ている最中よりも、いろいろ思考を巡らす見終わった後が面白い映画だった。それだけ脚本が丁寧に作られていたということなんだろう。
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彼はきっとシンバルを投げたら投げ返してくれる人を探していたんだろう。それは、反抗とは違う。シンバルを投げ返した上で、「おい、少し黙って俺の音を聞け」と命令してくるような天才を欲していたのだろう。音やリズムに忠実なだけではなく、心から音を聞き合える相手を。
見ている最中よりも、いろいろ思考を巡らす見終わった後が面白い映画だった。それだけ脚本が丁寧に作られていたということなんだろう。