フタバから遠く離れて 第二部のレビュー・感想・評価
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さて、明けた2012年の正月からこの二部は始まる。役所の場面、町長...
さて、明けた2012年の正月からこの二部は始まる。役所の場面、町長の第一声『あけまして、おめでとうございます』さて、普通、身内が亡くなった翌年の正月には吐かない台詞。
『頑張ろう東北』と看板が、何度も写されるが、これだけ疲弊すれば『頑張る』って寧ろ禁句だと思うが。
原発を推進して来た町長である事を理解すれば、彼を町長に選んだ住民の重い気持ちも理解できる。だがしかし、彼を、元町長として、涙で見送る住民の姿を見ていると、やっぱり、この町長を選んだ人達だと実感する。
さて、日本では福島原発事故が起こり、ウクライナではチェルノブイリ事故が起こった。そして、今それにザポリージャが加わろうとしている。ウクライナのザポリージャで、福島原発事故と同等の事故が起きれば、かなり深刻な事態になると推測される。
私はチェルノブイリの時から、この時が来る事をずっと恐れていた。しかし、事故が起きて12年が経過して、今は諦める事にしている。『PLAN75』まで、後9年になった事と、狭い日本から離れる経済力も無い。また、海外で生活出来る術も持たないからだ。但し、これ以上の原発稼働だけは、避けて貰いたいと願っている。その半減期を考えると、代々の子孫の幸せを考慮しなければと思っている。また、これ以上の事故が起きれば、日本経済はより混乱すると思う。まぁ、それだけで済めば良いが。最悪、日本沈没は本当に起こるかもしれない。
さて、そんな事故の事はすっかり忘れて、現在は
『PL○○75』なんて考えるニューヨーク在住の人が現れる始末。みんなお金が無いから、逃げたくとも、日本から逃げられないのが現実なのだろうが。
『カシコミ、カシコミ』で、なんとかなればありがたいが。
度々!敦賀市市長が顔を表すが、彼の発言はかなり偏った発言だったと記憶している。それは兎も角、敦賀原発(もんじゅ)を山の頂上(蠑螺ヶ岳)から眺めに行った事がある。チェルノブイリ事故直後の事で『日本の原発はどうなっているか』気になったので見に行った。原発は近くで、手に取るように眺める事が出来た。果たして、この蠑螺ヶ岳は、今もハイキング出来るのだろうか?
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