「無垢で悪意のない住民の恐怖」デビルズ・ノット よしさんの映画レビュー(感想・評価)
無垢で悪意のない住民の恐怖
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少年3人が惨殺された事件。若者達が逮捕されても犯人適性に無理があり・・・主人公の探偵は事件の謎を追う・・・と言うストーリー。
実は過去鑑賞したことを忘れて2回目の鑑賞をしたのですが、1回目鑑賞した時よりより高い評価を付けた作品です。2度、3度鑑賞してより良さを感じることが出来る、そんな作品なのかもしれません。
アメリカでは有名な殺人事件の顛末のようで、wikiで確認する限り、この映画はかなり事実に忠実に描いているようです。
古い気質が残るアメリカの片田舎。惨たらしい殺人事件の発生でヒステリックになる住民。悪魔崇拝を行う異端者への嫌悪と不信。そして不公平な裁判の経過と結果が良く描かれています。
残念ながら真犯人はわからず終い。もしかしたら、逮捕された彼らが本当の犯人かもしれない状態。サスペンスとして、とてもカタルシスを得られるエンディングにはなりませんでしたが、それでも一見の価値はある、そんな作品です。
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