映画 深夜食堂のレビュー・感想・評価
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ここに行ってみたい!と思えれば満点!
月に8回ほど映画館で映画を観る中途半端な映画好き。
なので専門的過ぎないライトな紹介を書いてます。
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ドラマもコミックも未経験です!!
とにかく丁寧に作り込まれた
懐かしさを漂わせる路地裏の古い「めしや」のセット!
それだけで今では十分ファンタジーですよね。
その「めしや」に、いわゆるグランド・ホテル方式と言うのか
ざっくりと4つの話に季節を追う形で別れていて
それぞれのエピソードに主役級の実力者が
店の客として現れて話が始まる。
その1つ1つのエピソードが
現実に有りそうなシチュエーションで
ちょっと心が痛かったり、優しい気持になったり
大人のファンタジーとしてちょうどいい感じ。
良い雰囲気の店やコミュニティがあって
美味しそうな食べ物やお酒が並ぶ映画では
自分もそこへ行ってみたい!
出演者達の隣に座って自分も一杯やりたい!
そう思わせられたら、その映画は大成功!!
と私は常々思っているけど
この映画もそこはもう満点!五億点!!
常連客が織りなすそこはかとないおかしみがたまらない~~。
寒い日に暖まりに行くのに丁度良い映画ですわ。
小林薫がしみじみいい味をかもしだす。
深夜食堂は深夜ドラマで見て、その独特の世界観にひかれた。マスターの小林薫がしみじみと優しい。多くは語らない。しかし温かい、心に響く、その相手を思いやる言葉かけをぽつりぽつりと語りかける。無駄な言葉が何一つないんだな。
ドラマはいつも豚汁を作るシーンから始まるが僕は豚汁が大好きで人生の最後の食事はこの店の豚汁が食べたいと見るたび思うようになった。
1話.ナポリタン
見ていて気づかなかった。主役となっていた水商売の女が高岡早紀だったんですね、エンドロールではじめて気づいた。高岡早紀は年齢上がってから痩せてきれいになったね。この話はあまりどうという話ではなかったかな。ヤクザの人がたこさんウィンナーを食べてたのが笑えたし美味しそうだった。
2話.とろろごはん
多部未華子が主人公でした。なんか聞いたことあるような訛りだなと思ったら、私と同じ新潟の上越地方、親不知の出身という設定。なじみがあるわけですわ。
無銭飲食して謝りに来た多部未華子を、手を怪我していた小林薫が雇って家にすまわせてあげる話。なんて優しいんだろう。多部未華子の作った卵焼きを見て私も卵焼きが食べたくなり作って食べました。出てくる料理とエピソードなどがうまく絡みあい、なんとも温かい人間ドラマが生まれている。食は生きる事につながるから、大事だし、食をテーマにしたドラマが温かくなるのは必然なのだなあ。
多部未華子が余貴美子の店に雇われるんじゃないかとは想像はついたが、ハッピーエンドで良かった。オダギリジョーも警官として面白いキャラクターとして登場する。他にもたくさんの脇役がすべて、みんな必要不可欠で、人情味溢れ、飾らず、人間臭い、哀愁が漂う。人生のすいもあまいも知り尽くしたもの同士が集まり語り合う。こんな温かい酒場あったらいいのに。
3話.カレーライス
筒井道隆が片思いで、女を追いかけて上京してくる話。震災で妻を無くした時にボランティアとして助けてくれた女に恋してしまう話しだ。女のほうも真面目で彼に真剣に向かいあい、自分の偽善心みたいなものに罪悪感を抱いて思い悩む。
まあ、みんな出てくる人がいい人ばっかりなんである。
あまり大きな波乱の展開など全くなく、終始、淡々とストーリーが進んでいく。
映画になったから、みんな話がつながってましたね。
すごく面白いというわけではないけれど、しみじみとする、自分の人生を振り返り、思い返させてくれる、そんなドラマと人々です。
これといって悪くもなく、程よい気楽さで見ていられる。ただ、ずっと見...
これといって悪くもなく、程よい気楽さで見ていられる。ただ、ずっと見ているうちそもそも論ではないが、設定に無理があるように感じられた。というのも始まりテロップの語りから深夜0時に開店する食堂というシュチュエーションなのに来てる客(登場人物)が飲み屋商売とか深夜タクシー関連の人々ならいざしらず、会社帰りのOLとかサラリーマン、学生等々おおよそ深夜には縁遠い人たちが普通の夕刻に来店してきたかのような感覚で訪れるのは見てて不自然さを禁じ得ない。しかも、野球帽かぶった老人風の常連客オッサンがあんな時間帯に定食を食っているのも笑う。(普通、寝てない?)ただ、映画だからそこらの設定は無視して見ようと思えばそれはそれで。そこに集う人間模様の展開は派手さはないものの感情移入できておもしろい。
多部未華子が凄い
ドラマ版が素晴らしかった為鑑賞。俳優陣が素晴らしかった。ただし、何編かのオムニバス形式で繋がりも特にないため、映画として見たときに蛇足感を感じる仕上がりとなり、映画にした理由が読み取れない。最後の骨壷の話は、その前のカレーライスの情緒の余韻に浸ることを許してもらえず、本当にいらなかった。
必要な居場所
ドラマは未視聴。
マスターの佇まいや客に干渉しすぎず大きな懐で見守ってくれる所が素敵でした。
客はややアウトローな人からかわいい女性まで、千差万別とまではいかないけど、いろんな人が集まって自然に会話が生まれ昔からの知り合いのような空間に羨ましさを感じました。
あんな場所、私にもあったらいいな。
短編3本で構成されています。
多部未華子さんの話は、居場所のない辛さがひしひしと伝わって来ました。
普段はきれいな女優さんなのに、最初は見事に訳ありな女性になってて驚きました。
何でもいいから、特技をひとつ持っているのは身を助けますね。
カレーライスの話は、福島で被災した男性とボランティア女性の話です。体験しないと分からないリアルな葛藤でした。遺体がみつからなかった遺族の気持ち、そこまで考えてませんでした。悲しみから救い出したい、でもやり方が間違っていたんじゃないか。人を救うことの難しさを知ることが出来ました。
最初の短編も含めて、少しずつ私と似ていました。
みんな少しずつだめで、起こってしまった不幸が原因でさらに下へ落ちそうになる。
でも、この深夜食堂は落ちそうな所でそっと手を差し伸べてくれて、頑張れる力を貸してくれます。
日本中にあればいいのにな。
落ちそうな時に本気で心配してくれる場所があれば、みんな頑張れます。
心温まるおいしい映画
美味しい下町人情話と庶民料理に舌鼓
東京繁華街の片隅で、深夜にだけ開く食堂“めしや”。
マスターと、常連客たち訳あり客たちが織り成す悲喜こもごもの人間模様。
コミックを基にしたTVドラマの劇場版。
コミックは未読でTVドラマも未見だが、難なく作品世界に入って行ける。
と言うか、こういう人情劇が好きな自分にとっては、ドンピシャ! 美味しくお腹満たしてくれた。
口コミ人気は知っていたが、納得!
まずはこの雰囲気。
大都会の中へ中へ入って行くと、まるでタイムスリップしたかのように残っている昭和下町風情。
間違いなく現代が舞台なのに(東日本大震災や東京オリンピック2020などの背景あり)、昔ながらの氷屋が登場した時は、昭和かよ!…と。
まだまだ残ってるんだね。
そんな路地裏の店並びの中に。見落としちゃうくらい、ひっそりと。
開店は深夜12時。暖簾をくぐって中に入ると、古ぼけてこぢんまり。
だけど、それがまた乙な味。
メニューは数品しかないが、マスターが作れるものなら何でも作ってくれる。
今にも潰れそうに見えて、客足は悪くない。
この雰囲気や美味しい料理もあるが、それもこれもマスターの魅力。
こういう昭和風情の小さな店の店主って、昔気質で頑固なイメージ。
確かに口数は多い方ではないが、とにかく温かく優しい。
お節介はしないと言いながらしてしまう。面倒見が良く、困ってる人が居たら放っておけない。
THE人情男!
見守ってくれる眼差しに安心させられる。
客は皆、このマスターに会いに来るんだろうね。
小林薫が好演!
TVドラマからの常連客も顔を見せているらしいが、映画オリジナルのエピソードやゲストが初来店。
最近パトロンと死別したばかりの色っぽい愛人。冴えない風貌の年下男といい感じになるが…。
福島の被災者の男性とボランティアの女性。男は彼女を追って東京にまでやって来て…。
冒頭から店に置き忘れの謎の骨壺。やっと現れたその持ち主とは…。
高岡早紀、柄本佑、筒井道隆、田中裕子ら実力派揃い。
どのエピソードもユーモアありちょっぴり切なかったりしみじみさせるが、やはりみちるのエピソード。
ある日、無銭飲食した若い女性、みちる。
後日、謝罪と迷惑掛けた分働いて返したいと申し出る。
マスターは腱鞘炎になった事もあり、住み込みで手伝って貰う。
包丁を綺麗に研いだり、料理の腕も上手い。
無一文でネットカフェに寝泊まりし何日も風呂に入っていない。
彼女に何があった…?
聞けば、店を持たせてやる…と、男に騙された田舎娘。よくあるっちゃああるが、やはり同情してしまう。
騙した男に居場所を突き止められ現れるが、きっぱり断ち切る。
マスターや常連客たちとの出会い、ここの穏やかな暮らしで自信がついた生き方に悩む若者の成長と再出発。
マスターの馴染みの女将さんの計らいで、女将さんの店で料理人見習いとして働かせて貰う事に。
お世話になったマスターとの別れ。
これ一本で話が見たかったくらい、まるで寅さんでも描かれそうないい話。
多部ちゃんも好演。
幼馴染みのヒデコちゃんの事を語るシーンの表情や演技は秀逸であった。
各エピソードに伏線や繋がりは無く、淡々と代わる代わる語られていくだけ。
劇的な事件や展開も無く、毎度の事ながらこの手の作品がお気に召さない方には退屈かもしれない。
確かに絶品料理ではないが、誰もが美味しいと思える庶民的な味。
甘い卵焼き、タコさんウィンナー、ナポリタン、とろろご飯、カレーライス…どれもこれも食べてみたいマスター特製料理。
ごちそうさま!
また食べたい。
後味が微妙
美味しい料理って人を幸せにする
劇場版というスペシャルメニューをどうぞ!
"深夜食堂(劇場版)" シリーズ第1作。
レンタルDVDで鑑賞。
TVシリーズは未見です。
予備知識が無くても、すんなり作品世界に入れました。
味わい深い3つのエピソードがオムニバス形式で紡がれていましたが、大筋は深夜食堂にやって来た女性の成長と旅立ち。マスターとの交流が温かい涙を誘いました。
頑張る多部ちゃんを優しく見守るマスター。その眼差しはとても深いもので、波乱に富んだ人生を歩んで来た人のもののように思え、マスターの過去を知りたくなりました。
深夜ドラマのテンションそのままに、本作を映画館で上映していたと云うのが、めちゃくちゃ贅沢だなと思いました。
座り心地の良いシートに座り、スクリーンから滲む哀愁に浸るひととき。観に行けば良かったなぁ、と後悔しました。
観終わった後、心が安らぎました。
そして、とてつもなくお腹が空きました(笑)。
※修正(2023/07/20)
残業終わりでも行くと本気で思った
何がいいって、常連さんがみんなお節介でいいんだよね。家族や仕事や社...
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