「真摯で繊細そして淡く切ない」おみおくりの作法 めにるさんの映画レビュー(感想・評価)
真摯で繊細そして淡く切ない
公務員として真摯に仕事に向き合う、真摯さと優しさが高じて、気付かないworkaholicが私生活に影を落とすことって程度の差こそあれ誰にでもあることだと思う。
物語の展開は静かで緩やか、エンディングまでは。ジョン・メイの表情、装い、醸し出す雰囲気の変化が、繊細な視聴者の心にハッピーエンドの期待感を萌芽させる。
人生の理不尽さを改めて考えさせられるとともに心地好い優しさに包まれる余韻が長く続く作品でした。
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