イラク チグリスに浮かぶ平和のレビュー・感想・評価
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戦争とは。平和とは。
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当時テレビで見たあの凄まじい戦争映像の裏に、バグダットの一般市民達がどのような気持ちで生きていたか見える気がした。物凄く印象的だったのは、フセイン像が倒れた際の狂気のそばで、ニヒルな表情を写し取った映像だった。戦争も平和も人々が作り出すものだ。戦争はいけないと言うだけでは、戦争は無くならないし。平和は良いものだと思っているだけでは、平和なんて続かない。そう思う。そしてもっと感じたのは、家族は本当にいいもので、かけがえのないものだってこと。人は死ぬものだし、新しい命は生まれるものだ。
綿井さんのこれからの活動も気に掛けてみたい。
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戦争は永遠か?
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家族そして老人のまぶたから消えていく子どもたちの姿、
残されたものは空っぽにしたい心と空っぽになった部屋。
大家族が消えた白い土壁の部屋はどこまでも虚しい。
言葉を失い、無関心であるなら戦争は消えない、
平和と言う言葉がチグリスに浮かぶだけ、
悲劇は決して永遠に終わることはない。
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