ANNIE アニーのレビュー・感想・評価
全43件中、1~20件目を表示
涙の数だけ強くなれるよ〜♪ ダメダメなところも含めて、全てが愛らしい陽キャ映画☀️
世界中で愛されているミュージカル「アニー」を実写映画化。
舞台は現代のニューヨーク。意地悪な里親ハニガンに育てられる10歳の少女アニーは、ある日偶然にも電気通信企業のCEOスタックスと出会う。市長選に出馬しているスタックスは票稼ぎのためアニーを里子として迎え入れるのだが、彼女との出会いが彼の心を変えていく…。
ニューヨーク市長選挙に出馬する大富豪、ウィリアム・スタックスを演じるのは『ドリームガールズ』『アメイジング・スパイダーマン2』の、オスター俳優ジェイミー・フォックス。
スタックスの秘書グレース・ファレルを演じるのは『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』『インターンシップ』の、名優ローズ・バーン。
アニーの里親、ミス・コリーン・ハニガンを演じるのは『マスク』『シュレック』シリーズのキャメロン・ディアス。
また、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズや『スチュアート・リトル』シリーズの、レジェンド俳優マイケル・J・フォックスが本人役でカメオ出演している。
製作を務めるのは『メン・イン・ブラック』シリーズや『アイ・アム・レジェンド』の、名優ウィル・スミス。
第35回 ゴールデンラズベリー賞において、最低前日譚・リメイク・盗作・続編賞を受賞…🌀
トゥモロートゥモローアイラブヤトゥモロー〜♪という歌でお馴染みのミュージカル「アニー」。
テレビCMとかでいやというほど見たこのミュージカルだが、実は本編を観たことは一度もない。こういう「赤毛のアン」と「クリスマス・キャロル」をくっつけたみたいなお話だったんですね。へー。
このミュージカルの原作は1924年から2010年まで連載されていた新聞漫画「小さな孤児アニー」。余談だがWikipediaによると「アニー」のキャラクターはあの有名なハードボイルドアメコミ「ディック・トレイシー」(1931-)に時折登場するらしい。なにそれ読みたい。
この漫画を初めてミュージカル化したのが1976年。その翌年にはブロードウェイで公演が開始する。
日本版の初演は1978年。ブロードウェイの翌年とは凄いスピード感だ。この時ウォーバックス(本作ではスタックス)さんを演じたのはなんと若山富三郎というのだから驚く。なにそれめっちゃ観たい。
1986年、日テレの主催/製作により再度公演が始まる。この体制により、2024年現在に至るまで毎年の公演が続けられている。
「アニー」のミュージカルを映画化するのは、1982年(ジョン・ヒューストン監督)、1999年(ロブ・マーシャル監督:テレビ映画)に続きこれが3度目。とはいえ、1982年版には続編として『アニー2』(1995)というものが存在しているらしいし、1932年と1938年には原作漫画を映画化した作品が公開されている。探せばもっとあるかも知れない。
要するにこの「アニー」は手垢がつきまくっている作品な訳です。
普通に映画化しても二番煎じ三番煎じにしかならないと考えたのでしょう。舞台を1930年代から現代のニューヨークに、メインキャラクターの人種を白人から黒人に変更するという大胆な手が打たれています。
正直、これらの大きな改革をオリジナル版のファンがどう受け取ったのかはわからないが、少なくとも本作でしか「アニー」のことを知らない自分としては何の違和感もなくこの物語を受け入れる事が出来ました。
歌が上手けりゃ人種は関係無し!ジェイミー・フォックスの歌声が思っていたよりも甘くてセクシー♪流石レイ・チャールズを演じていただけの事はある!!
映像はかなり安っぽい。お金は掛かっているんだろうけどテレビドラマとかミュージックビデオみたいに見える。
また、物語の展開は性急かつユルユル。たった2週間とかそこらでトニー・スタークみたいな嫌な金持ちがあんな風に改心するかね?
特にクライマックスのグダグダ感というかやっつけ感は凄い。日本のコメディドラマ観てるみたいだった…。
とまぁ、映画の内容に関してはラジー賞を受賞してしまったのも納得のダメっぷり。いかにもヤングアダルト向けと言った作品でした。
しかし、この映画が嫌いかと言われるとそうでもない。…というか、正直言ってかなり好き!✨
本作の特徴は底抜けの明るさ。圧倒的な陽キャ感。
みなしごが意地悪な里親にいじめられながら、本物の両親が迎えに来てくれるのを信じて日々を懸命に生きている…。なんて、お話の筋だけ聞くと暗くて社会派な映画のように思われるが、この映画には悲壮感のカケラもない。基本的に120分ずっと躁状態。
ハニガン家での日々なんて、もっと暗いタッチで描いた方がストーリー的には絶対良いと思うのだがあえてそうしていない感じがする。同じ年頃の女の子が集まってワイワイやってるから普通に楽しそう。
暗さを徹底的に排除することにより生まれる多幸感。この過剰な多幸感こそが本作最大の魅力である。物語のダメさも、このハッピーさに押し切られてしまって特に気にならなかった。むしろこのダメさを心地良いとまで思えてしまう。これってすごい事ですよ!
この映画の多幸感は、ひとえに役者陣の好演あってのこと。とにかく皆んなかわいいんだ!
ハニガンさんを演じるのはキャメロン・ディアス。彼女の映画を久しぶりに観たけど、やっぱり良いなぁ〜っ😊絶対悪役とか出来ないだろこの人、と思いながら観てたらやっぱり出来ていなかった。いやしかしそこが良い!登場するだけで画面がパッと華やぐ。やっぱり彼女は最高のコメディエンヌだ〜〜!!
本作の出演を最後に女優業を引退したディアスだが、何と2024年公開予定のNetflix映画でカムバックする事が決まっている。やったー🙌
キャメロン・ディアスはもちろん魅力的なんだけど、今回の正ヒロインであるグレースを演じたローズ・バーンもとても良かった。これまではさほど彼女に魅力を感じていなかったのだが、何故か今回はとても素敵に感じた。この人こんなに綺麗だったっけ!?
そしてそんな魅力的な女優陣を上回るキュートさを見せたのがジェイミー・フォックス!
異常なまでに潔癖症。とっても嫌な金持ちなんだけど、何故かとっても愛らしい。こんなに強面なのに不思議。
『アバター』もどきの映画をアニーたちと鑑賞するシーンが可愛らしくて好き。斜に構えていながら結局誰よりものめり込んでしまうスタックスさんがキュートだったのよね〜♪
スタックスさんとグレースが画面のタッチパネルをキャッキャと操作するシーンとか、尊みが過ぎるっ!!
役者陣の好演もさることながら、作品内に所狭しと散りばめられたギャグの数々にも和まさせていただきました。
シニカルな笑いではなく、即物的かつくだらないギャグで笑いを取ろうとする本作。こういうのってあんまり乗れなかったりするんだけど、本作はとにかく明るいのでこのノー天気なギャグが妙に作品のトーンに合っており、所々声を上げて笑ってしまった。
スタックスさんがズラだった…。何その意味わからんギャグ!?
ひとりツイスターゲームに勤しむハニガンさんとか、馬鹿馬鹿しすぎて最高っ!🤣
ニューヨークの街並みがめちゃくちゃ魅力的に映し出されていたのも、この映画の美点。普段は映画を観ていて、その舞台となった街に行ってみたい!とかあんまり思わないんだけど、この映画を観ていると何故かめっちゃニューヨークに行ってみたくなるから不思議。
「街映画」というジャンルとして観ると、本作はかなりの傑作だと言って良いのではないでしょうか!
吹き替えのクオリティが高かったというのも、本作を楽しむ事が出来た要因の一つ。子役の女の子の吹き替えもバッチリで言う事なし。
中井和哉さんや大塚芳忠さん、本田貴子さんといったベテラン声優たちの安定感抜群のやり取りのおかげで映画の世界にどっぷりと浸かる事が出来た♪
この映画はダメなところも多いが、そこも含めて愛おしい。ただ、流石にこれはどうなの?と思ったのは通信企業が利用者のデータを用いてその居場所を特定しようとする展開。こういうのってかなり際どい行いだと思うのだが、そこを特に何の躊躇もなくやっちゃってるところには、流石に擁護しきれない無神経さを感じてしまった。
というか、結局アニーの本当の両親はどうなったのよ!?そこの件完全にぶん投げて終わってんじゃねーか!!
何はともあれ、この溢れ出る陽キャ感には完全に参りました。
本作の製作を務めるのはウィル・スミスとジェイ・Z。フレッシュ・プリンスとビヨンセの旦那がプロデュースしてんだからそりゃ明るくもなるわな☀️
ニューヨークを舞台にしたミュージカル映画といえばスピルバーグの『ウエスト・サイド・ストーリー』(2021)なんてのを観た事があるけど、それと比べれば断然本作の方が好み。やっぱ明るく楽しい方が良いよ〜ミュージカルは。
マイケル・J・フォックスの元気な姿を見る事が出来たし、なんかもう大満足です✨
※動物ボランティアの女性として、ミュージシャンのシーアがカメオ出演している…って。えっ?あの人がシーアだったの!?顔初めて見たぞ…。めっちゃ普通の人じゃん。
※※サカナという魚人が登場する劇中劇。この『アバター』もどきの映画のクレジットが流れる場面で、監督:ロード&ミラーと書いてあった。
ただのジョークでしょ、なんて思っていたのだが、調べてみてビックリ。マジでこの劇中劇は彼らが監督しているらしい。あんたら何やってんだよオイ!💦
良い話
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両親に捨てられたアニーはキャメロンの元で同じ境遇の子達と暮らす。
両親を探して毎週レストランの前に行く純粋な子だった。
ある日、市長選出馬予定の富豪とぶつかり車にひかれそうになる。
それをとっさに富豪が助け、その画像がネットに上げられ話題に。
富豪の策士はチャンスと見て、好感度アップのため冨居にアニー引き取らせる。
最初は打算で乗った富豪だったが、実は孤独を抱えていた。
そんな中でアニーと接するうちに、父親のような気持になって行く。
同じく孤独を抱えたアニーもまた富豪を父親のように思い始めていた。
しかし策士は最低野郎で、富豪を押し上げて自分が得することにしか興味が無い。
そこで厄介払いのためアニーの両親の偽者を用意し名乗り出させる。
DNA鑑定結果まで偽装し、信じた富豪はアニーを泣く泣く手放す。
しかしアニーの里親が、全てを打ち明け、事が明るみに出る。
ろくでもない女で策士の共犯だったが、人の心は残っていたのだ。
偽親の出現は富豪の意図だと誤解したアニーはショックを受ける。
一方、富豪らは慌ててアニーの行方を追い、ついに追いつく。
疑心暗鬼なアニーに心からの愛情の言葉をかけ、誤解は解ける。
報道陣も集まっていたが、富豪はそこで市長選出馬取りやめを宣言。
また部下でありアニーにも優しくしてくれていた女性がいたのだが、
アニーの進言でプロポーズ、結婚する方向へ。
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原作や舞台のアニーは見たことないし、全く知らなかった。
この作品は現代風で、携帯電話やネットが重要な役割を果たしている。
原作ではそこをどう扱ってたのか気になるところ。
でもそんなこと以前にやっぱり名作だけあってええ話やなと思う。
強そうに見えても誰だって心に孤独をかかえて生きてる。
それを紛らわすのは大勢で騒ぐことではなく、心で交流することだ。
そんな生き方をするためにも、おれは人を信じて心を開いてたいと思う。
でもそれは時としてとても怖く感じ、つい心に壁を作ったりもしてしまう。
素直になれなかったり、強がったり、それが人間だから仕方がない。
でも人を受け入れ心の交流を図れた時にその壁は一時的にせよ崩れる。
同じ事を望む相手を見つけることが出来れば人生は楽しいものになる。
そういうメッセージを感じた映画。所々泣いてもたわ。
悪くないテーマではあると思う。
だけれども、時折挟まれるミュージカルなノリとコメディタッチな表現に
対して没入感が削がれ、そんなには楽しめなかった。そういうノリを楽しめる
陽キャなら楽しめるのだろう。
悪くはないテーマと書いたが、テーマの浅さを言っている。どういう事かという
と、結局自分を捨てた親を探し求める幼女と、家族愛を知らないお金持ちが
お互いに知り合う中で仲良くなって二人とその周辺が閉鎖的にハッピーに
なったというだけであり、子を捨てる社会問題や貧民の問題に対してはフォーカス
されていないことと、物語は愛だ愛だという傍らで、女優として復帰したい落ちぶれた
ハニガンの夢や子どもたちの夢見るリッチな生活等の欲求の表現はそのまま
であり、スタックスがこれから行っていくであろう慈善事業については話は
全く描かれていないからだ。
よって、この作品は世界の低層に位置する人たちに対して、セレブを夢見させ
ながらも、愛があればいいんだという現状維持的な夢を見させる向きがある
ように感じられた。そのような作品は多数派だとも思うのだが。
とても見やすいミュージカル。
すごく有名な作品のため観てみました。
普段ミュージカル映画はすごく苦手ですが
この作品は、無理矢理感のない歌の始まりが多く
また、使われる楽曲が有名なこともあり
とても入って行きやすい作品だなと感じました。
あと歌うのが大人ではなく子供たちが多いところも
なんだかポップでキャッチーで見やすい理由の一つでもあるのかなと思いました。
知事選挙に出馬して選ばれるために
はじめはアニーを使っていたのに
いつの間にか、アニーへの本当の愛が生まれます。
アニーが、すべての人を変えていきます。
時々、歌がイヤだなと感じる瞬間もやはり
ミュージカルが苦手なので、ありましたが
ラストシーンでは自然と涙が出てきました。
偽の里親をお金の力で用意するって
最悪ですね、キャメロンが最後ほんとうは
良い人に戻ってよかったです。
あんなにやさぐれた里親の元にいたら
子供は荒れてしまうのかと思いましたが
子供たちが純粋にみんないい子すぎました。
良い作品でした、見てよかったです。
今風にアップデート
サンテレビ「シネマスタジアム」で鑑賞。
舞台版は未見、旧作は鑑賞済み。
テンポが良くて、ストーリーも現代風にアップデート。しかし、大人の都合に振り回されながらも、明るく前向きなアニーの姿は普遍的でした。大切なものは、そばにある。
キャスト陣の歌、特にグワベンジャネ・ウォレスちゃんが上手くて、感動させられました。総じてダンスはイマイチで、ミュージカルとしての魅力が半減していたのが残念…
[余談]
キャメロン・ディアスの事実上の引退作とのこと。今までに無い汚れ役だったので新境地を開いた感がありましたが、どこか振り切ることが出来なかったのかなと思いました。
※修正(2024/04/19)
グレースが可愛い、美人すぎる
Amazonプライムで広告が面白そうだったからなんとなく視聴
酷評の多いコメント欄に反し、原作のアニーを見たことのない自分ですが自分は十分楽しめました
40:00くらいで見られるI think I'm gonna like it hereというタイトルのダンスミュージックがとても好きです
グレースみたいな美人でおしゃれで優しい人と結婚したいなー(スタックス羨ましい)
スタックスの改心にほっこりしながらも、自分もこんな成功者になりたいと思いました
明日は、きっと笑う。
最初は選挙の票稼ぎでAnnieと仲良くしていたスタックスさん。しかし、徐々に本当の親子のように接し、お互いが必要不可欠な存在になっていく。
ミュージカル仕立てで面白い要素や楽しい要素も多く、クライマックスの喜怒哀楽の表現に気迫を感じた。
でもこの作品の最も惹かれた部分は、単なるハッピーエンドじゃないところ。
Annieが両親と会えて、スタックスさんも選挙当選して。とかそういうのじゃないところ。
Annieという1人の人間、少女によって、
スタックスさんを始めとした周りが、少しずつ少しずつ変わっていく。
人は変われる。
ひとつの勇気や行動がひとつの希望になる。
本当に大切なものとは何か。
それを考えさせてくれる名作。
子供のシンデレラストーリー
思春期の女の子なら白馬の王子様でも夢見る所を、両親を知らない10歳の子は、愛情深くて犬を飼ってくれる大富豪の(里)親を夢見るのか。しかし、明るく前向き元気一杯のAnnieで全く暗い話にはなりません。
子供の不幸を利用していた大人達も、Annieと共に成長していくのが良かったです。
インスタやツイッターなど現代風な要素を取り入れてアレンジ。
歌も今風になり、Jamie Foxxの歌声でさすがプロらしく全体が締まりました。
ミュージカルにしては、ダンスが少ないかな。
C. Diazのああいう踊りは"The Mask"以来?!
福祉局の受付女性の身体能力が何気にすごかったですね。
トゥモロートゥモロー♪
暖かい話しだった。アニーの本物の親は結局いないのかな?
選挙やめて識字の会社つくるとかやっぱスタックス有能すぎ。個人的にはあの後のハニガンが歌手として活動再開したとか展開してほしかったなと思ったね。
アニー役の子の歌もよかったしキャメロンディアスがキレイだし、演技がすごいうまいなと思った。
良かったです
ストーリーは単純でベタではあるけど、感動させられます!ミュージカル映画だから当たり前っちゃ当たり前だけど、歌がとてもステキです。特にSiaの「You never fully dressed without a smile」大好きです。そして主役のウォレスちゃんの、孤児だからこその悲しさを見せつつ、悲しいのを我慢し『OK!』と気丈に振る舞う姿の表現力が良かったなぁと感じます。あとキャメロンディアスがいい味出してました!
映画の中でアニーやスタックスだけでなくみんなが成長していくのを観て、すごく純粋な気持ちに返ることができました!
絶賛する程の映画、ではない。
【良かった点】
・曲がイイ。って、当然だけど。作品内でいろんな形でトゥモローが使われており、そこも良かった。トゥモロー以外の曲も、全体的にイイ曲ばかり。
・設定、というかプロットが良い。黒人女の子のシンデレラストーリーは、ディズニーもやっている。
・アニーだけじゃなく、ジェレミー・フォックスも成長する話になっている。
・程よいコメディ感で、明るく楽しい作り。
・アニー役の子がステキ。さすがは、アカデミー賞ノミネート女優。
・キャメロン・ディアスがイイ感じにダメなオバさんになってる。懐古的なああいうオバさん、いるよな〜〜(笑)
【悪かった点】
・折角のミュージカル曲が、ストーリーの中に溶け込めれていない。トゥーマッチ。曲が唐突にはじまるし、ストーリーは止まるし。アニーって作品なら、そこが重要なポイントじゃないの?
・踊りが少ない。
・ラストの展開が、唐突すぎる。やってる事はそれでイイけど、もう少し描き方に工夫ができたのでは?
・食べ物を吐き出し過ぎ。キモチワルイ。フード理論的にも×。
まとめると、イイところいっぱいあるけど、悪いところもいっぱいある作品。もう少しうまく作れば、かなり良いのになぁ〜。
結構楽しめる。
歌って踊るシーンが、時々クドいけど、大体は気持ちよく見れた。ほどよく笑えるし、そして泣ける。
学校の発表や保険局の書類など字が読めない設定の伏線もうまかった。
スタックがアニーを助けるシーンで、後ろに携帯で撮影してるとか芸も細かい。
感動、泣けました
ミュージカルで動きもあってとても楽しく観られます。子供が親を求める気持ちってこんなにも強いんだなって、子を持つ親として再認識しました。アニーのような里子でも、日々を前向きに生きていこうとする姿勢に、涙が抑えられません。これは、いつでも観れるように家に持っておきたい作品です。
ハニガンも頑張れ。
公開時期になぜか観なかった作品^^;がこの時期に観られた。
わ~い♪なんて思わなかったけど(ゴメン)、ラジー賞候補と
までいわれるほどの酷い仕上がりではなかった。酷い扱いと
いえばキャメ姐さんだろうか…よく出演したわねぇこの役で。
てっきり市長候補役のジェイミーの相手役だとばかり思って
いたら、じゃなくて、クソばばあのハニガン役だったなんて。
ふっきれ具合でいえばアニーの百倍は不幸を背負って見える
ハニガンが歌い踊るシーン、突然のリバース、色仕掛け…と
もう酷い扱いのテンコ盛りで、いっそタイトルは「ハニガン」
でいいんじゃないか思うほど。クワベン演じるアニーの方は
さすが現代っ子!さすがハッシュパピー!という感じで既に
物事をまるっと理解し達観しているようにも見える。彼女の
周りで右往左往している大人の方がよっぽど幼いというのが
愛すべき特徴で、ケータイCEOのスタックスも子供っぽい。
名作ミュージカルを現代に持ってきてサラッと楽曲まで追加。
主役を黒人にしたことでストリート感も満載。その挑戦意欲
は買うけど、個人的に歌以外にはあまりアニー感がなかった。
そして歌唱力にしても、さすがジェイミー♪と思ったくらいで
他にはグッと掴まれるところが少なかった。終盤で二人の心
がやっと通じあい、寸でのところで再会、喜び溢れる歌唱の
クライマックス…な訳なんだけど、どうもフラッシュモブ的
演出が苦手な私は、程程を超えたノリに馴染めないので残念。
随所にかなりスペシャルなゲストが配置されていて楽しめる。
(スミス夫妻の愛娘がアニーやるより良かったんじゃないの?)
話題作とあってしっかりまとまっていた印象だった。音楽も楽しく心情描...
話題作とあってしっかりまとまっていた印象だった。音楽も楽しく心情描写もわかりやすいため万人受けするのも頷ける。
スタックスがアニーに心を開いていく過程をもう少し細かく描写してくれたらより分かりやすかったと思う。心がほっこりするいい映画だった
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