ANNIE アニーのレビュー・感想・評価
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ミュージカルの高揚感が乏しいけど
もっとミュージカルの楽しい空気に浸りたかった。子どもたちが硬い顔つきで演技しているのはテンションが下がる。
極めつけは、エンドロールの平井堅の唄。参ったです。
ミュージカルとして面白い
日本でも大変なじみのあるミュージカルANNIEを現代の設定で映画化した物です。
設定も一緒に暮らすのは市長選で当選を狙う社長だったりとか大変デジタルな内容になっています。
ミュージカルは正直『TOMORROW』しか知らなかったのですが、他の曲もいい感じに良かったです。
鉄板!
公開してから、ずっと気になってたんだけど、なかなかチャンスがなく、やっと鑑賞。
現代版にアレンジのアニー、めちゃめちゃ良し!( ´ ▽ ` )
安心の作品。泣いて笑って、最後にほっこり。
いやー、楽しめました!何も考えずに気持ち良く観れます。
この作品をグダグダ言う人は、捻くれ者だと思いますね。
【2014年版『アニー』を観て】
そもそも『アニー』は1982年の映画化以前にブロードウェイミュージカルの鉄板コンテンツであり、その再映画化というのは『宇宙戦艦ヤマト』の実写化や『ドラえもん』の3Dアニメ化とはケタ違いの批判を食らうのは目に見えているはず。それを承知であえてやる、そんなこと考える奴は単なる守銭奴なわけですが、プロデューサーがウィル・スミス&ジャダ・ピンケット・スミスというバカ夫婦、当初は実娘を主役にしようとしていた(モタモタしてるうちに中学生になってしまいあえなくボツに・・・)わけで、もうその動機だけでクソ確定じゃないですか?いや作るのは勝手だけど客からゼニ取る気かよ?って話。しかも舞台を現代に・・・もうどこ嗅いでもゼニの臭いしかせんわ!
そもそもウィル・スミスにはプロデュースセンスがさっぱりなくて絶妙にダサいので、去年は『アフター・アース』という息子を主役にしたSF映画でグローバルに失笑されたばっかりなんですが、なんだ、この厚顔無恥ぶりは?
一方の私は1982年製作のジョン・ヒューストン監督版『アニー』の大ファンであり、当然のことながらサントラはLPが擦り切れるまで繰り返し聴き込んでいるので全曲今でもソラで歌えるので当然批評が辛口になるのはしょうがないわけですが、それでも腐っても一応は『アニー』、ひょっとしたら何秒かは面白いシーンもあるかも知れないと軽い期待を持って観に行ってみたわけです。ということで以下記憶している限りのツッコミどころを列挙しましたので、これから『アニー』を鑑賞しようという人は絶対読んだらダメです。
・冒頭シーン、小学校の授業。いかにもアニー、アニーした赤毛の少女のスピーチ。あれ?っと思わせるツカミのつもりなんでしょうが、もう予告で散々主役の子は十分に顔バレしているので壮絶にスベっています。
・で、「はい、ありがとう、アニーA。じゃあ次はアニーBね」という担任の先生によるクソ寒いMCの後でアニー登場。フランクリン・D・ルーズベルト大統領について熱いスピーチを披露するアニー。まあ、これは元の『アニー』は世界恐慌渦中の話だったからという目配せなんですが、「今度のアニーは歴女です」ってどこのどいつが喜ぶ設定やねん、それ!?
・で、下校時にダッシュで帰宅するアニー。道すがらレンタル自転車を返却しようとしている女性に「返却まであと何分残ってる!?」と声をかける。10分よと聞くやいなや「じゃあ、ちゃんと返しとくから!」と自転車に跨るアニー。「えーと、このシーンに何の意味があるのかしらん???」と首をかしげてたら自転車にプリントされてるシティバンクのロゴがバーン!と大写しに。もう早速ゼニ勘定始まっとるやないか!?
・で、アニーが寄り道(ここはちょっとしたイイ話的な設定があるんですが、クソしょーもないので省略)した後帰宅したのは孤児院じゃなくて、身寄りのない数人の子供を養う里親宅。ここでハンニガンさんことキャメロン・ディアス(以下キャメ)登場。まあ確かに現代を舞台にして孤児院という設定はアナクロ過ぎるとは思いますが、市から支給される週157ドルの給付金目当てで里親をやってるという設定・・・いやいや、それ丸々懐入るわけやなくてまずは子供食わせなあかんから割合わんやろ!?だったらどこぞでバイトした方が効率ええんちゃうんか!?
・で、キャメ、ただのオバさんやなくて、C+Cミュージック・ファクトリーの元メンバーでメジャーデビュー前にクビになった人という設定。その微妙にダサいアーティストチョイスの何が面白いのかさっぱり解らんわけですが、だったらせめて♪Everybody Dance Now!とまあ誰でも脳裏の隅に残ってるサビくらいチロっと歌わすとか入れてもバチは当たらないはず。
・だいたいこの映画そもそもモノローグ的な独り言とかでやたら登場人物の過去とか心情とかを説明するのよね。それ、ダメ映画のテンプレやから!というかミュージカルやねんからそこは歌なりダンスなりで表現してナンボでしょに!
・自身のイメージアップからアニーを自宅に招く大富豪、オリジナルだとウォーバックス氏ですが、本作ではなぜかスタックス氏に名前変更。で、スタックス氏はケータイ会社の社長さんでその知名度で時期ニューヨーク市長選に打って出ようとしている野心家という設定。しかしだね、そもそもウォーバックス氏はオリジナルの挿入歌I Don’t Need Anything but Youの歌詞中に”私はミダス王よりもリッチだ”とあるように超ド級の大富豪で、無数の召使を従えてドエライ豪邸に住み、時のルーズベルト大統領を自宅に呼びつけるくらい簡単に出来る絶大な権力を持っている人なわけで、そんな何でも思いのままの人であっても愛すること、愛されることだけはとんと不器用というのが『アニー』のキモ。このスタックス氏はペントハウスに住む独身貴族で、まあ住まいこそハイテク装備でリビングも庶民感覚からしたらバカ広いわけですが、それでもウォーバックス邸の玄関の方が広いから!だいたいスタックス氏、「みんなSNS使ってるご時世にケータイでツナガるなんてねー」とそこらのおばちゃんに陰口叩かれる程度の人なので、すなわち各種選挙戦に出没する泡沫候補レベルのリッチさなわけで、なんかもう壮絶にショボいわ!
・オリジナルではウォーバックス氏の秘書グレースが孤児院を訪れて明朗快活なアニーを見初めるわけですが、こちらではたまたま街中でトラックにはねられそうになったアニーをスタックス氏が偶然助けたところを目撃した通行人がYouTubeに動画をアップしたとたんに支持率アップ、あ、これいいね!とばかりにアニーを利用して支持率上げていこうと行き当たりばったりのイメージアップキャンペーンを展開していくのでものすごく後味悪いです。
・このYouTubeにアップされた動画、通りすがりの人がたまたま撮っただけのはずなのに、手ブレもない美麗なプロ仕様の画質の上にカットの切り返しがある・・・というかつい数十秒前のシーンまんまやないか!?いやそこはメンドくさいかも知れんけど、スマホで撮った風の動画を別撮りしましょうよ!
・ウォーバックス氏はスキンヘッドのいかついオッサンなんですが、スタックス氏は五分刈り設定。なんでスキンヘッドにしないのかな?と不思議に思ってたら、この五分刈りが実はヅラであることをアニーに目撃される!え”ーっ、ウソやろ!?で、それの何が面白いの!?それはさすがに作ってる側も気づいたのか、その後一切触れられなくなりました・・・だったらその設定まるごと削除したらええやないか?
・スタックス氏の選挙参謀のおっさんとキャメは共謀してアニーの実の両親をデッチ上げて感動の再会を演出し支持率アップを画策。キャメは両親役を公募して自宅でオーディションするというあり得ないボケをかます・・・それ、全然面白くないから!
・あきれたおっさんはそれでも何とかニセ両親を用意し、感動の再会成功。スタックス氏は渋々アニーを手放す・・・というか、あんたケータイ会社で個人情報を掌握してる設定なんだからニセ親かどうか調査できるんじゃないの?そんな形見のペンダントが同じものだったとかという断片的なエビデンスだけで判断していいのかよ?というか、その両親、アニーを捨てた後ブラジルに出稼ぎに行って帰ってきた設定なんで、せめてパスポートの渡航歴を確認しろ!
・そしてSNSの有効活用でアニー奪還成功・・・ここがクライマックスなんですが、そこまるまるFacebookの宣伝よね?
・『アニー』といえば、圧倒的な人数のキャストによる盛大なダンスモブシーンが見ものなんですが、今回はそれが気持ちいいくらいない!最高人数がクライマックスの10名強!まだExileの方が人数多いわ!
・で、エンディングテーマはTomorrow。明らかにアニーではないオッサンのヘッタクソな裏声がエンドロールにかぶさってくるんですが・・・お前、平井堅やないか!?わざわざ字幕版観に来てる客になんでこいつの歌被せるねん、新種の嫌がらせか、これ!?
ということで、こんなもんこれっぽっちも『アニー』じゃねぇわ!という罵詈雑言でハチの巣になったものと思われますが、案の定2015年ゴールデンラズベリー賞の”最低前日譚・リメイク・盗作・続編賞”を受賞されました、おめでとうございます。
やっぱりアニーは笑って泣けます。
アニーはやっぱり面白いな〜と思いました。現代版アニーといった感じでした。それにしてもキャストの皆さんの歌声が素敵…
そしてキャメロンディアスの思い切った演技がかっこよかったですね!
そしてやっぱりトゥモローは泣けます…
アニー見たことない方には大満足の作品だと思います!(見たことある人は比較しながら見るのも良いかもです)
人の”アレ”が昇華されるとき!
素敵な映画でした。
・素直さが人の素直さを引き寄せる、
人の心を開く
・人は素直になれた時、人の本質に
気づける
…という法則性を感じれました。
さらに、先日、ブログにも書いた、
怒りや攻撃、威嚇等”悪事”の裏には
悲しさがある…という内容について、
人は寂しさ、悲しさをカモフラージュ
するために被っている鎧があり、
私たちは一見、少ない情報から、
「悪」とか「許せない」とジャッジ
しがちですが、
…その背景にある「悲しさ」に気づき
そのような「悲しさ」「寂しさ」は、
その人の大事な一面だと許せると
その人への見方が変わるということが
この映画でも描かれているように
感じました。
そんな「悲しさ」「寂しさ」は誰もが
持っていて、反転形成による
カモフラージュ…強がり、名声とか
名誉とかお金に固執、執着している
せいで、一見悪人と誤解されがち…。
例えば、市長候補は、寂しさとか、
愛したいを隠すためにビジネスに
のめり込んでいたり、
里親さんは悲しさをカモフラージュ
するために、わがままに振舞って
いましたし…。
愛着障害を負ったわんこも、人への
恐怖から反転形成して威嚇して
ました。
…でも、心を開き自分に素直になった
人々とワンコは、本質である
「愛したい」を発揮して
”とてもいい人”に変貌して行き
ます。
前回も書いたように、そういう意味
では、悲しみ、寂しい事から、
カモフラージュしているだけで
「本質から悪」は存在しないのかもと
も思えました。
そして、素朴に浮かぶ疑問。
「なぜアニーは素直で無邪気で
明るいの」
…辛いはずのアニーは劇中の流れ
から見る限り、「虚無主義」
なのだと思いました。
…初めから周りに対し諦めて期待
しない。
信じているのは、両親ではなく、
自分や可能性。
また期限を決めて、やれる事を
全力でやっていました。
…だから怯えたり、隠すものが少なく
素直でいられるのだと思いました。
…自分に素直だから自分の本質である
「愛したい」を発揮できる…。
そんな、素敵なモデリングに出会える
映画でした。
…これ以上の不幸な人はいないと
言い切れる人に見て欲しい映画です。
素晴らしかった
歌が素晴らしいし、話もスタックスの性格が変わっていくのも素晴らしかった。
Jamieが歌が上手くて本当に明るい曲だったりしても感動して涙が出てきた。DVD欲しいと思ったし、CDを買おうかとても悩んでます
最初のミュージカルシーンだけ楽しい
ストーリや細かな設定を端折り過ぎているような…。
ミュージカルシーンの入り方も、何やら楽しげな音楽が流れたらズンズンチャのリズムでミュージカルスタート。
自分には単調過ぎました。
犬のサンデイが悪者を嗅ぎ付けるシーン
「悪者だし、とりあえずワンワン鳴いとこ!」
って感じがして一気に冷めました。
監督作『EASY A』が凄く好きなので期待したのですが…自分には全く合いませんでした。
好きなんだよね
昔見てすごい好きだったから期待してたけど、そこそこ楽しかった。
ミュージカルって身構えて見に行くと悲しくなる。
個人的には映像が小奇麗になって内容が薄くなった感がどうしても否めないけど、最後に幸福感は得られたのでとりあえず満足です。
素直に楽しめた
ストーリーはありきたりなものだが、楽しめた。
ミュージカル要素は、一曲目の掃除のところと、最後の曲が良かったが、他は歌唱力や踊りのショボさが目立った。
ミュージカル映画では、悪役の魅せ場が好きなのだが、キャメロンディアスの曲もちょっと物足りなかった。
踊りが当事者だけに止まっている曲が大半で、全体的に中途半端。
しかし、それも、登場人物の孤独を表すのなら良
映画的にはパーフェクトな作品だと思う。
子どもたちが試験勉強で
ジャマもの扱いなので、
奥様と映画デート。
話題のアニー、スゴく良かった。
スタンダードなお話を現代風にアレンジして、
脚本もキャストも音楽も映像も完璧。
ツメが甘いストーリーの軸は変わらないけど、
映画としての完成度は満足。
ジェイミーも、アニー役の娘もみんな歌が上手かった。
NYのリアルな描写も、見応えたっぷり。
職業柄映画はかなり観るけど、
久々に心が揺さぶられた。
大人から子どもまで間違いなく、
ハッピーで元気になれる映画です。
グリースにヘアスプレー、
レミゼにジャージーボーイズ。
やっぱりミュージカルが大好き。
♪トゥモロートゥモロー♪
どんなに辛くても、明日もまた日は昇る。
うーん、ピュアな気持ちで、
明日のプレゼンがんばろw
思い出補正がかかり過ぎ
1982年映画版は子供の頃に文字通りビデオテープが擦りきれるまで繰り返し観て、好きな場面の歌詞や台詞を丸ごと覚えてたくらい(当時は勿論吹替)思い入れがあるので、とにかく懐かしかった。
現代風のアレンジは物語には有効だけど、肝心の楽曲にはイマイチ。
クワベンジャネ・ウォレスは今時の生意気なアニーを元気いっぱいに演じてて好感度抜群。
キャメロン・ディアスの振り切った演技は素晴らしく、意外な程ハニガン役がハマってた。
ジェイミー・フォックス以外のキャストが全体的に歌があまり上手くないのが残念。
ボビー・カナベイルやローズ・バーンなど大人達の演技が大袈裟過ぎ、子供向け作品にしても幼い印象。
盛り上がりに欠けるし、ラストも拍子抜け。
ミュージカルとしての演出は不十分に感じた。
マイケル・J・フォックスがカメオ出演してたのは嬉しかったし、NYの風景は楽しめる。
思い出補正がかかっているものの、やっぱり1982版がまた観たくなった。
明るくなれるおすすめの一本
やっと鑑賞してきました。ミュージカル映画でもありますが楽しめる映画です。主人公の女の子が可愛かったです。劇で見るのと映画で見るのとでは違う接点から見てみても楽しめる映画だと思う。みんなが明るくなり終わって映画館を後にした時は幸せな気分になりました。
最高というか感動というかもう最高
宣伝のパネルの明かりに引き寄せられて、たまたま観てみたら、ものすごい音楽と感動の映画でした。愛、絆、人生について色々考えさせられる映画で、アニーがその道を開いていってくれた気がします。本当、色々忘れていたものを取り戻してくれる、そんな映画でした。ありがとう、アニーーー\(^o^)/
ホッとして観ていられる。
個人的に最近アクションばかり観ていたのでゆったりと観れました。
キャストも豪華で何より老若男女問わず楽しめる。
心温まる笑いあり涙ありのドラマだったと思います。
やはり歌は心に響きますね。
見終わった後に、幸せな余韻が楽しめます
ニューディール政策にかこつけ大統領が部下のハロルドに歌いなさいと強制するミュージカルの無茶なストーリーかと思ったらアレンジされて変わってた。
まあ、それでも無茶な展開は相変わらずで微笑ましい。
フットルースもいい感じに現代風に変わってたけど、これもいいですね。
キャメロンディアスは、まあオマケですが、アニー役の黒人少女の声がいいです。
平井堅は、ちょっと???でした。
字幕つきで入れ替える必要ないと思うけど、、、
無味無臭
ウィル・グラック監督作品は、今回が初めての鑑賞。
この監督とは、相性が良くないのか、全体を通じて無味無臭で物語の起伏を感じられず、なんだかなぁという思いが・・。他方でこの監督は、ミュージカル映画を上手く撮れない監督なのかなぁと感じた。
と書いたが、自分はミュージカル映画について、MGMの黄金期のをチョコチョコ見ている程度で、ただ好きというレベル。またここ2〜3年で劇場公開されたのは大体観ている...。
私の映画の見方が悪いのだろうとは思うが。
それぞれの登場人物の、心情の変化が何をきっかけに起こっているのか良く分からなかった。
アニーの周辺の人らが、唐突に良い人になっていたり、アニーにとって良い展開になっていたりと・・・。ここら辺が雑だなぁと感じた。
特に物語の展開として?となったのは。
途中でアニーに文盲の件が唐突に発覚するが..。フリすらないので、アニーが「Opportunity」を歌い切った後に、突然逃げ出す辺りで、ポカーンとなる。どっかのシーンで文盲だと示すシーンがあったのを見逃していたのかもしれないが・・・。
後、「Tomorrow」はもっと魅せて欲しかったなぁと。ラストの行進シーンはもっとミュージカル感を出して欲しかった。ここが魅せ場なのになと。
Annieは1982版のが好きなので、こっちをもう一回見たい今日この頃。
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