天才バカヴォン 蘇るフランダースの犬のレビュー・感想・評価
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パパがかっこいい!これでいいのだ!
初日に鑑賞。
あの名作をいじって云々、とかいろいろ言われているけど、頭をからっぽにして見るべき!
バカボンのパパがかっこいい!バカボン一家はバカだけどまっすぐだし、パパは本当に息子のバカボンを大事にしている。
そしてネロとパトラッシュが楽しそうに笑っているところを見れるだけでも40年ぶりに作った意味があると思う。
細かいことはもはや気にしない方が楽しい。これでいいのだ。
クレイジーケンバンドの主題歌がとてもかっこいいのでエンドロールだけでももう一度見たい。
♪「幸せ」になる条件はこれなのだ!
…予告編の中で、私が涙した名作、
フランダースの犬のネロ少年が出る?
という事で見てまいりました。
ネロの声優はあの『風立ちぬ』でも
好印象の瀧本美織さん。違和感ゼロ。
素晴らしい声でした。
…かなり今の時代への危機感に対し、
関係深い作品でした。
この題名の「天才バカヴォン」。
この”バカ”という意味について
皆さんは、どのようにお考えで
しょうか。
あの養老孟司さんは名著「バカの壁」
で、バカについて
…思考停止、疑わない、思考だけで
行動出来ない、ある条件…◯○なら、
こうだ、こうに違いないという
自動思考、反射に囚われている人…
と書かれていたと思います。
今回の「天才バカヴォン」では
ある意味、養老氏の意味するバカ
とは真逆の存在…
バカとは…ある常識が通用しない人
…理屈にかなっていなくても、
思考の筋道に沿っていなくても、
誰かが引いたレールから外れて
いてもいい…。
…思考停止しない、その場で起きた
事に対して柔軟に対応する事に
人間の能力を使える人
幸せにするとか、大きい目標を
もたなくてもよくて、
ただ、その瞬間に誰か近くの人を
守るという思いだけでいい…。
「幸せなら、それでいいのだ」
…そんな存在に描かれていました。
そして、そんな、一般的に、
不計画で、ノー天気ながら、行動
した時に…
”天の望む方向”…私達の本質に
沿って行動している時には、
理屈ではありえない、
「奇跡」さえ起きてしまう…。
そんな内容でした。
最後は、問題も解決し、めでたし、
めでたし…だったのです。
あらすじが、あまりに飛び跳ねて
筋道立てて説明できないのですが
(汗)
…それでも心は温かくなる、脳の
飛び越えて、深層心理に訴えるような
内容でした。
ただ、今回書いた「バカ」な存在に
なるには、とてつもない条件が必要
です。
それは、『自尊心が高いこと』
自分を信じ、相手を信じ、
本質に従い、自分を愛し、相手を
愛せる存在である必要があります。
なぜ、この時期に、この映画か。
是非、頭で観ること無く、心で
感じ取って頂ければと思います。
タイトルに秘密が⁈
「鷹の爪の人だし、フラッシュアニメでしょう〜?」と観るのをちょっと躊躇してたのですが、見て良かった!
バカボン世代、世界名作劇場観ていた世代にはたまらなく面白かったです。
あのバカバカしさの中にも絶対的な家族愛というバカボンではお馴染みの世界観、フランダースの犬の物悲しいお話に現世のギャグを絡めて、いや〜笑った笑った♪( ´▽`)
ラストのネロには「今度こそは幸せに昇天してね」と自然と涙が流れましたわ。
うん、まぁ何故に「これでいいのだ」だったのかは謎ですが…。
パパだから「それでいいのだ」。
ただひたすら長い。
バカボンも、フランダースの犬も懐かしいアニメで大好きですが、今回の映画はただひたすら退屈でした。
FROGMANの作品のよさは、短く端的でわかりやすいことだと思いますが、長いと小学生のギャグに付き合わされてる気分になります。
コントは短いからこそ楽しめるのだ、と思いました。
バカボンのパパというキャラクターの偉大さ
どうしてもvsフランダースの犬が取り沙汰される本作だが、根っこはヒューマニティ。ネロとパトラッシュという登場人物が出てくる、バカボン一家の物語。
アニメという表現と、バカボン一家とネロとパトラッシュを通じて、人間らしさとは何かが描かれる。バカボンのパパの存在が秀逸。パパのようなキャラクターとは、他の映画では出会えない。
鷹の爪の作者らしいギャグとともに、とても楽しめる。
是非親子連れに見て欲しい作品。
笑いあり、感動あり
ブッ飛んでいる映画と思いきや、作品内に散りばめられているギャグが終始笑わせてくれて、最後にはパパの家族愛やバカボンの純粋さに感動し思わず涙。観終わった後は、嫌なことすべて忘れて頑張ろうという気になった。そんな素晴らしい映画でした。ぜひお勧めしたいです。
ネタものかと思ったら...
天才バカボンとフランダースの犬の共演、ネタだけの映画と思ってましたが、ストーリーもすごく面白く、笑いあり涙ありのあっという間の90分でした!
声優さんたちも、オリジナル版とは違いますが、全然違和感なく、懐かしの「天才バカボン」そのままでした。
一人で見に行きましたが、今度は友達とみんなで爆笑しながら見たいです!
映画館で笑ってしまいました
原作の「天才バカボン」を知らなかったのですが、十分楽しめました。
クスッと笑える場面が何か所もありました。一方で、感動させるところもあり、大満足です。
企画には賞賛、内容はベタ。
公開前から無茶苦茶感の題材に関心を持っていました、何かもう少し笑える映画かと思いましたが、、、自身の中では面白さがツイてきませんでした。やっぱ40代の私の中には過去の「元祖天才バカボン」の残像が残っているからだと思います。
「これでいいのだ」というなら「元祖天才バカボン」のOPソングを使って欲しかったです(笑)
名作です(笑)
簡単に言えば、「超面白かった!」の一言。
天才バカボンの世界観(古い時代の方ね)を見事に再現していますし、
そこに世界名作劇場からネロ&パトラッシュが上手く組み合わさって違和感なし。
時事ネタもちょいちょい入れて笑わせてくれます。
もうね、最初から最後まで笑い通し…ラストの展開で大笑い。
久々に涙流してまで笑える映画でした。
天才バカボンと世界名作劇場を知らない人には、この面白さはわからないと思います。
「これでいいのだ」が納得できる流れ。
FROGMANお得意の演出に脱帽です。ある意味、FROGMAN天才(笑)
是非、観て下さいと言える程の名作…文句なしに☆5つです^^
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