ピクセルのレビュー・感想・評価
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割と...
昔のゲームはまった人は楽しい
案外よかった!
80s愛にあふれた、B級VFXコメディ!
ゲームのお話だし、
VFXは素晴らしいし、
ストーリーもご都合主義で
わかりやすいから、
子どもからカップル、
大人までみんなが楽しめます。
けど見終わった
周りの若者たちからは、
「見たことあるけど、
ほとんど知らないゲームだったね...。」
「ギャグが分からなかったなぁ」
なんて声が聞こえてくる。....。
そうこれは、
1980年代初頭の少年時代に、
洋楽を聞き始め、洋画に足を運び、
ゲームセンターに通ってた
オトナたちに向けられている。
今45歳から55歳くらいの、
オジサンオバサンだよ。
現在の話なんだけど、
宇宙に送ったメッセージが80sだったから、
全てがその時代のネタでまとめられているんだね。
キャストもその時代に活躍した、
ゲーマーという設定だし。
まだ家のゲーム機なんて、
ピンポンくらいしかできなくて、
ワクワクしながら、
アーケードに通った世代だ。
ドットやピクセルでしか表現できなかった、
当時のグラフィックの切なさが、
ジンジンくる。
ゲームはキービジュアルのパックマン!を始め、
ギャラガにルカノイドにセンチピードに
ギャラクシアンに
スペースインベーダーにドンキーコング...。
ミュージックは
冒頭チープトリックのサレンダーだ!
この曲は80s不良映画でマットディロンのデビュー作
「レベルポイント」など、
その時代のアイコンとして使われてきた曲だよ。
そしてクィーンにラバーボーイに
ティアーズ・フォー・フィアーズ...。
宇宙人からのメッセージでは、
レーガン大統領に、マドンナに、ホール&オーツ...。
セリーナ・ウィリアムズと
マーサ・スチュワートまで引っ張り出す、
悪ノリぶり。
これらが分かる人なら、
終始ニヤニヤしっぱなしで、
倍楽しめるはずです。
全体に全く説得力がない、
てきとーなストーリーも、
思い切りがよくて気持ちいい。
勘違いした異星人が、
わざわざゲームのキャラをピクセルで表現して、
侵略してくるなんてハチャメチャぶりだもんね(笑)
それをやっつけるのが、ゲームオタクなんて、
もう苦笑するしかない。
こんなB級ノリでも、
丁寧なディテール再現と最新VFXで、
超エンタメに仕上がってます。
監督はスピルバーグに見出され、
名作を量産してきたクリス・コロンバス。
ハリーポッターやホームアローンにアンドリュー。
脚本もきっちりしたやつが多かったから、
その反動から自由にやっちゃったのかもね。
そんな監督の楽しさが、
こっちも伝わってくるから嬉しい。
理屈なんかどうでもいい。
80sが分からなくても、いい。
クオリティの高い映像に
バカだなぁと思いながら、
クスクス笑う。
VFXコメディと割り切って、
楽しみましょう(笑)
アーケードゲーム
80年代にゲームセンターに通っていた人は文句なく楽しいね。パックマン、ドンキーコング、ギャラガと「きたー!」って思うもん。
戦闘シーンもゲームの中に自分が入って戦う感じだから「そう、パックマンってそうそう」とか「ドンキーコング最後が難しいんだよね」と観ながら思うよ。
ナードがヒーローになるストーリーだから、ありがちなんだけど、80年代ゲームキャラが出てくるから、楽しめる。そんで、細かなギャグが挟み込まれてくるんだけど、それがすごく楽しいの。
Lady Lisaの話も良かったな。そしてLady Lisa可愛かった。
あとオープニングでSONY Picturesのロゴ観たときに「SONYがnamcoのキャラクター使ってやるって、ファミコンを倒しにいったPlayStationみたいだな」とそこだけで興奮。
続いての「遂にオープンしたぞ!」とゲーセンに走るシーンは「わかるわあ」とすごく感情移入。
最初から最後まで、ストライクな映画だったよ。
ピコピコ
ネタ満載の映画
わりと楽しめましたー
宇宙人が懐かしいゲームの形を借りて攻めてくる、という設定がおもしろいです。もっとも、おかげで緊迫感はほとんど感じないんですけどね。でも、そんなゆるい感じでゲーマーが勝利していく流れは嫌いじゃないです。ニヤってさせされる会話もちょいちょい挟まれていて、最後まで楽しく見ることができました。最後といえば、エンドロールまでしっかり楽しませてくれて、ちょっと得した気分になりました。
翻訳では意味不明で笑えない会話とか、世界規模の地球侵略なのに対抗する組織のスケールの小ささとか、あまりにも正々堂々とした宇宙人とか、この人どうして大統領になれたんだとか、そんなこと気にせず、ただ能天気に楽しく見ればいいと思います。
意外と良かった!
懐かし映像満載
オールドゲーマーにオススメ!
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