ミルカのレビュー・感想・評価
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今まで見たインド映画でNo.1!!!
インド映画は、2本目なのですが…笑
この作品は、今年を代表する傑作になると思います。
映画の面白さの全てが詰まっている。
上映1分で心を鷲掴みにされたのは、この作品が初めてです。
劇中の音楽がどれも素晴らしい!
サントラを買いたいと思わせる音楽
映画のパンフレットを買ったのもこの作品が初めてです。
内容には、敢えて触れませんが沢山の人に劇場に足を運んで貰いたい。
そんな作品です。
結構いい作品(所々描き方が雑ですが(苦笑))
実在のインド人オリンピック陸上選手ミルカ・シンの半生を描いた作品。
アジアにも、こんなに早い人がいたんですね。知りませんでした。ミルカを演じているのは、ファルハーン・アクタル(なんか、オダギリジョーに見えて仕方なかった)なんですが、今回ミルカを演じるに際しては体脂肪率を5%まで落としたという。そういやぁ、凄い筋肉だったです。
時系列が、少し不明確です。ミルカの恋人になるビーローとの出会いと、ミルカが陸上競技選手として立身出世をして戻ってくるまでの期間はどのくらい?常識的には年単位だと思うんですが?そこのところの描き方が、若干微妙に感じました。それと、このビーローとの件は、ミルカがちゃんとした仕事を目指すきっかけになる重要なポイント。でも、そのきっかけで、なぜ軍に入ったのかが不明なんですよね。そう言う意味では、日本とは物語に重きをおくところが違うんだなぁと思いました。インドでは標準的なんですかね?日本人的には、ちょっと雑に感じてしまいました。
歌は所々入っていましたが、普通の映画でもMEはありますし、ギョッと思うほどではありません。また、インド映画といえば“踊り”ですが、今回は無かったという認識です。意外に普通だったかな。
それ以外は、中々素晴らしいです。冒頭の1960年のローマオリンピック敗退のシーンから始まり、ミルカの幼少期から今にいたるところまでを、他の人物が説明してきかせるという形態で描くなど、中々、上手いと思いました。
2時間半以上と長い映画ですが、中々面白かったです。
そうそう。武井壮ですが、1958年の東京で開催されたアジア競技大会での日本人選手役のようです。いまの彼の雰囲気からは想像がつかないですが、きちんと髪を分けた、当時の日本人風の風貌でした。
長過ぎた!
この作品に関してはインド映画独特の音楽は、余計な演出と感じた。コメディ要素も不要。
回想する手法そのものは否定しないが、ローマ五輪での出来事は、過去の何らかの政治的なトラウマがあったのは予想できる、それがはっきり判明するまで、とにかく長い。もう少しコンパクトに構成、編集できたら、違う感じ方で感動できたかもしれない。
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