「誰もがもっている闇……」オオカミは嘘をつく ko_itiさんの映画レビュー(感想・評価)
誰もがもっている闇……
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普通のミステリーだと映画を観ている人を混乱させないために客観的な視点を置くけれど、この映画にはない。誰もがミッキでありキディありドロールでありヨラムでもある。いわば体感型。
だから、ミステリーとしての面白さ納得感はない。サスペンスからいっても駄作なのだが、最後までスラスラと観れて“終わった”と思わせる力があるから、その理由はどこにあるのか?
思うに誰もがもっている闇の部分に着目してブラックすぎるユーモアを盛り込みながら誇張して描き続けたからかもしれない。通常で使う光と闇を交互に対比させながらサスペンスを盛り上げるのではなく、闇と闇と闇とさらに闇で大衆食堂のドカ盛り料理のようにサスペンスを盛り上げるみたいな感じだ。
個人的には音楽が多すぎるように感じた。着信メロディはGOOD!
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