「いくら嫌だって、やりたくないことをやるしかないときだってあるさ。」さよなら歌舞伎町 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
いくら嫌だって、やりたくないことをやるしかないときだってあるさ。
舞台がラブホテル、数組のカップルの群像劇。
音楽が軽いぶん、ジメジメもベットリもしない。うまい。
セックスビジネスに携わってるひとだって、ふつうの人たち。
普通にセックスもすれば、嫉妬もする。
隠し事だって程度の差こそあれ誰だってある。
それが、たまたま同じ日の同じラブホテルで交錯したわけ。
緩い間延び感と、ハンディの映像が、じわりと染みるには効果的だった。
ただ。中途半端になるのなら、前田敦子じゃなくてもよかったんじゃない?
脱ぎっぷりも、尺が長い下手な歌も、甘過ぎ。
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