ドラキュラZEROのレビュー・感想・評価
全92件中、81~92件目を表示
(´・_・`)最後は予測通りでした。
最後は自ら太陽に焼かれて死んでしまうんでんですけど、予想通りでした。つまんねー。
強大な敵オスマン帝国に対して闇の力で対抗するんだけど、一人でやればいいものを最後は仲間もドラキュラになっちゃって、興醒め。
最後は続編も匂わせているんだけど無理だよ。(-。-;こりゃ。
途中、オスマントルコ軍が目隠しで進撃してくるんだけど、くだらんと思った。
終わってすぐお部屋を出たんですがポップコーンを忘れてしまったが気がかり。
は~疲れた。(´Д` )
ちょっとくらい・・・むにゃむにゃ・・・。
「上映中最大20分寝ても可」です。
最初ちょっと見て最後の40分見れば、予想を裏切らない展開が楽しめます。
「ZERO」というからには、続編やクロスエピソードを画策しているのでしょうが・・・。
無名のうちから何考えてんだか・・・。まだ早いよー。
家族愛をテーマに据えたドラキュラ誕生譚
冒頭から白状すると、今まで記憶にある限り、ドラキュラに関する映画は一本も見たことがない。映画のみならず、舞台や小説ですら記憶にあまりない。精々、トマトジュースを好み、「~ざます」「坊ちゃま」が口癖のドラキュラが記憶に残る程度である。つまり、本作が私にとってドラキュラ開眼第一作となる。
もっとも、見たことがないとはいえ、ドラキュラに関する最低限の知識は持ち合わせていた。トランシルバニアの領主としてヴラド・ドラキュラという人物がいて、後世伝えられる怪物的なイメージとは違い、英明な人物だったとか。その一方で戦争時には敵兵を串刺しにするといった行為を行ったとか。いわゆる悪魔的なドラキュラは、史実をもとに誇張し脚色された架空の人物であり、史実のヴラド公は別の存在であると分けて考えていた。
本作では、ヴラド公がどのようにしてドラキュラとして後世に恐怖される存在になったのか。キャラクター誕生のプロローグを一本の長編として描いている。マレフィセントもそうだが、最近こういった設定の作品が目立つ気がする。が、私は実はこのような趣向は好みである。
人が悪に身を染める時、何を理由とするのか。今までの伝説や童話の類では、それは単純な理由で片づけられていた。その人物に、持って生まれた悪としての本分が備わっていたとでもいうように。このあたりを突っ込んでいくと、まだまだ面白い泉が隠れており、本作は見事は源泉を掘り当てたともいえる。
本作では、悪に身を染める理由を家族愛として取り上げている。強大なオスマン帝国からの侵略から家族と国民を守るため、悪の力を借りる、というのが主なテーマとなっている。テーマを全編で貫くため、悪の力を借りるに至っての設定に様々な工夫を凝らしており、全編として脚本的に矛盾なく見事なドラマ作品として完成している。その設定の工夫において、俗に知られるドラキュラ像の弱点やイメージも崩さずに、矛盾なく仕上げているのが素晴らしい。もちろん、脚本を一貫するためには、史実にも手を加えており、本作でも敵役となるメフメト2世の最期は、史実ともっとも食い違っている描写だろう。しかし、家族愛というテーマを貫くには、その選択で良かったのではないかと思う。
本作を彩る俳優陣の演技も良かったのだが、存在感で一頭群を抜いていたのは、やはり主役であるヴラド・ドラキュラ公を演じたルーク・エヴァンス。たぶん初めてスクリーンでお目にかかったのだが、私の思うドラキュラ公に近いイメージである。
話は少しそれるが、故栗本薫さんの代表作として、グイン。・サーガという大河小説がある。その中にアルゴスの黒太子スカールという人物が登場する。文庫本の中で加藤直之画伯によるスカールの肖像画の挿絵が何度か登場するが、その容貌が、本作のルーク・エヴァンスの顔とよく似ているのである。そういえば、グイン・サーガには、ヴラド・モンゴールという大公も登場するし、史実のヴラド公が収めていたワラキアに似たヴァラキアという地名も登場する。本作を観ている間、グイン・サーガの世界観が脳内にちらつくのを止められなかった。
閑話休題。
ルーク・エヴァンスの家族を想う演技とアクションシーンのコントラストも良かったが、愛する妻のミレナの美しさ、そして夫と息子を愛する彼女の演技は見事なものがある。また、息子を演ずるアート・パーキンソンの父を想う演技も見事であった。この二人の演技がなければ、ヴラド公の家族を想う心が空回りしてしまうところであった。そして、出演者ではないが、特殊効果も見事なものであった。もはや映画には当たり前のものとなった特殊効果で、本作も目を惹いた新機軸が披露されていた訳ではない。それでも、全体的に暗めのトーンが続く本作で、特殊効果の貢献は多大なものがあると思う。
一つだけ、苦言を描くとすれば、エピローグである。人によっては意見が分かれるところだと思うが、まさか続編のドラキュラ Oneでも作るのでなければ、あれは無くても良いかも。出したい気持ちもよくわかるのだが。しかし、ドラキュラ初心者の私にしてみれば、エピローグはなくとも、本編は入門として、他のドラキュラ作品を観てみたいと思わせるに十分なものであった。映画史の中で、どれが一番よくできたドラキュラ Oneなのか、非常に興味あるところである。
’14/11/2 イオンシネマ新百合ヶ丘
ダークヒロー
ダークヒローものとして楽しく観ました。設定は穴だらけですが、それがいっそうヒーロー譚を盛り上げてくれます。役者陣は味があって好感が持てます。色んなテイストがありカップルでも楽しめる気がします。主観ですが…。気楽に休日を過ごすには良い映画でした。
ヴラドの決意
原作は全く知らずに見ました
面白かったです
思ったより短くてくどくなかったし
サマンサバークスいたらしいのですが何故か記憶にないのでDVDでたらまた見ようかな笑
画面については剣に戦闘の様子を映したりと、なかなかおもしろかったです
ヴラドの妻や子供への愛がとても強くて、ちょっと泣いちゃいましたね
ラストの現代までヴラドが生きていて転生?した妻に出会うシーンですが、私は別になくても良かったと思います
むしろあのしもべなんだったのかな笑
でもあのシーンは作者が自分でヴラド殺しておきながら可哀想になって作ったのかな、と一人で勝手に思いました
原作がどうなのか知らないのですが…
ラストに二人が出会えたおかげで、後味良い映画になったと思います
とりあえずルーク主演の映画見られて良かった!
目のつけどころは良いが…
串刺し公の伝説をドラキュラに直接結びつけた新しい着想。
コスチュームものと怪奇ものを融合させた新ジャンル。「スノーホワイト」など、流行の兆しはあるが、どれも今一つだ。
「スノーホワイト」に比べて敵役が弱いところが致命的。
ストーリーは辻褄が合わず、脚本は破綻している。
ミュージックPVみたいに凝った絵を繋いだだけの演出も説得力がない。
ラストはロマンチックに終わらせた感じだが、ありがち。
映像は迫力があって、アクションもそれなりに楽しめたので、★二つ。
伝説誕生の瞬間。これが真の〝ドラキュラ”。
【賛否両論チェック】
賛:愛するものを守ろうとするがゆえに、哀しい運命に飲まれていく主人公が切ない。圧巻のアクションシーンも迫力満点。
否:急に驚かせるシーンやグロシーンが多いので、ホラー映画が苦手な人には不向きかも。
1人の人間としての力しかなかった主人公が、愛する家族や国の危機に直面し、自らの運命を犠牲にしてでも守ろうともがく姿が、感動を誘います。そして、そこまで守ろうとした民衆が、彼の恐ろしい力を知ってしまった時の反応が、また切なさを際立たせます。
一応主役がドラキュラなので、ホラー映画でよくあるような、急に驚かせたり、グロテスクなシーンなんかが結構あるので、ホラーが苦手な方には向かないかも知れません。大丈夫な方は、愛に生きた本当の“ドラキュラ”の姿を、是非ご覧になってみて下さい。
アメリカでは
相変わらずヴァンパイアブームなのだろうか?
ドラキュラ伯爵の話は興味深いけれど、この作品は完全なるオリジナルのようで…
まぁ、ルーク・エヴァンスがイケメンだから目の保養にはなったかな…ヽ(´o`;
ダークヒーロー誕生譚
おおう。新ドラキュラ映画はこう来たか、と。ホラーじゃないのか、と。我々の知っているドラキュラ像を綺麗に破壊してくれましたね。なるほど、単なるモンスターではなくてヒーローですか。ま予告からしてそんな雰囲気でしたもんねえ。
ブラム・ストーカーの古典小説をベースに大胆解釈を施した本作品でございますが、ますが。なんだかね、ヒーロー要素が配合されているからか、ちょいとアメコミ映画チックな雰囲気も醸しておりますです。んー、というか、アメコミヒーローを普通に意識してたんじゃないかなあ、ぐらいに感じましたけど。実際どうなんでしょうか。
だってね、ドラキュラ公がスーパーパワーに目覚めて己の能力に驚く一連の描写なんてもう『スパイダーマン』じゃないですか。あと、この“型破り”なアクションはモロに『マン・オブ・スティール』とかマーベル・シネマティック・ユニバースでしょ(言い過ぎか)。数千の軍隊に単身乗り込んで一人で片付けちゃうなんて、きょうびのアクション映画もようやらない描写ですよ。DCコミック辺りが原作って言われても違和感ないというかね。
でもその“型破り”の度が行き過ぎててね、清々しいのですよ。吸血鬼ドラキュラってそんな強えの!?こんなん誰も絶対勝てなくね!?的な無敵感が観てて心地良くてね。
で。耳にした話じゃ、これレジェンダリーが製作してるんですけど、どうやらドラキュラを皮切りにレジェンダリーが次々モンスター映画作って最終的にモンスター集結させて『アベンジャーズ』みたいな映画やるらしいって噂を最近知ったんですけどもね。もしそれが本当なら、これにアメコミぽさを感じたのもあながち気のせいじゃないなあ……と、思った次第であります。
全92件中、81~92件目を表示