「よし!……うーん?」グラスホッパー canmoreさんの映画レビュー(感想・評価)
よし!……うーん?
クリックして本文を読む
始まり方が引かれるところで原作とは違っていたんだけど良いアレンジになっていた。その後一時間は原作の雰囲気そのままに面白かった。が、その後はちょっと変えすぎかなー。槿と鈴木の絡みが少なすぎ。で、無駄なアクション多すぎ。最後の結末は原作の秀逸なものを使うと思いきや、その前に鯨、蝉、比与子、寺原まとめて死亡!の謎展開。結局一年後のシーンを無理矢理押し込んだ感じに。この結末はちゃんと忠実にやってほしかっただけにちょっとショック。『イキガミ』『脳男』の瀧本監督だったのに……という感じでした(それとももしかして脚本の青島さんがダメだったのかな)。良いところをあげるとスズメバチ役(原作では二人)の佐津川愛美と波瑠の演技力。ずば抜けていた。あと、最初のスクランブル交差点のシーンのスクリーンに写っていた『マリアビートル』の文字。これは続編の伏線なのかな?(笑)と思いつつ、続編に期待します!あ、でも続編は中村義洋監督でお願いしたい
コメントする