パージ:アナーキーのレビュー・感想・評価
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最悪の12時間再び。
原題
The Purge: Anarchy
感想
法律によりすべての犯罪が許される12時間を描く衝撃作の続編!
1年に一晩、すべての犯罪が許される12時間を描いた本作。スリラーにサバイバル・アクションの要素が加わり観る者に衝撃を与える!
前作は家での籠城戦での緊迫感、今作はダウンタウンを走り回るということで個人的に前作よりアクション多めで楽しめました!
パージ前の市民達緩すぎ〜笑
エバァの娘カリうるさすぎ〜笑
警察官レオがかっこよすぎます!最後の選択も良きでした。
富裕層パージはムカつきますね、カルメロ率いる反パージ軍団の登場はスカッとしました。その中に前作のホームレスがいたのも胸熱でした。
※血を流せ、セレブども!
※誰も救うな
レオ(フランク・グリロ)以外が足手まといでスリルある
前作よりも面白かった。理由は2つある。
1つめは、外での戦闘シーンがメインだから。前作は家での籠城だったので退屈だった。今作は、外でドンパチやるので楽しい。話的にも閉鎖的な空間より、外で殺し合う方が合ってる。
金持ちたちに捕獲され膝まずくシーンは、ウォーキングデッドのニーガンを彷彿させドキドキした。絶体絶命のピンチから助っ人が現れ、金持ちどもを一掃するシーンは爽快。
2つめは、レオ(フランク・グリロ)以外が、足手まといでスリルがあること。まともに戦えるのがレオしか居ないので、常に「誰か死ぬんじゃないか」と緊張感をあじわえる。
RPGのパーティでいったら、1人だけ勇者で他は初期装備の雑魚。そんな奴らをゾロゾロ引き連れて、1人だけでよく頑張ったなー。
最後はレオが撃ち殺されるバットエンドかと思ったけど、生きてたみたいで良かった。結局は復讐を思いとどまったのも、彼の人柄の良さを伺える。
【”浄化の一夜”一番怖いのは人間かと思っていたら、まさかのヒューマンドラマだった作品。】
■年に1度の「パージ」の日を迎え、家路を急ぐものの車がパンクしたため街を彷徨う離婚間近の夫婦。
そして何者かに襲われ、拉致されそうになる母娘。
そんな危機的状況を武装したひとりの男に救われた彼らは、協力し合いながら無法地帯となった街からの脱出を試みる。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・一作目より、ヒューマン要素が深まっている作品である。
・離婚間近の夫婦。そして何者かに襲われ、拉致されそうになる母娘を助けた武装した男の目的は、酒酔い運転で息子を殺された男をに対する報復だった。
・彼は、殺害しようとした妻子持ちの男を殺害直前まで追い詰め”お前は俺と俺の息子を覚えているか!”と叫ぶが、その男をパージ終了前にも関わらず、殺さないのであった。
<富裕層によるパージシーンのシニカルさや、パージに反対する貧困層の台頭など、物語に深みがやや出て来た第二作である。>
今の私に面白い
12時間、浄化を目的とするすべての犯罪を国家が許容するという着眼点はやはりブラックストーリーで興味深い。トラ○プ批判を模した作品とも捉えられるが、政府、富裕層が安全な場所でパージを楽しむという視点が何とも今のアメリカを象徴してると感じた。むしろアメリカ映画はその貧富の差を題材にしたストーリーが好きが故かもしれないが。ただストーリーの進み方がアクションにも、サスペンスにも寄れずどちらも活かせてない気がした。前作よりはまし、と言ったところだろう。ガス欠になったカップルの痴話喧嘩が何ともリアルで鬱陶しかった。
びっくり
異常に泣いてしまった、、
パージシリーズは初作とエクスペリメントだけ観てたのだけど、
アナーキーが今のところ1番好きだ。
キミ悪さは初作がかなり良いのだけど、
今回はキミの悪さは対して感じない。
どちらかというと最後の最後に警察官への感情移入がエグい。
最後のお家に行ってからの時間は永遠と泣き続けてしまった。しかも声まで出して笑
皆心の中で、報われない気持ちを持ち続けている。
いつか爆発させたいと考えてはいるものの、
理性がその気持ちをしっかりと抑えている。。
なんていうとわたしもパージしたいのか?
って思われてしまうかもしれないけど、
実際はどうなのだろう。
それはパージ法が出来てしまってから考えよう。
身内を突然奪われた人間の気持ちを分かる人なんて、
同じ状況になってからじゃないと到底わかりっこないんだから。
(これは映画だった)
だけど、実際に考えてみると、
恨みが更に恨みを生むのだから、
やっぱり理性的に生きるべきだよな、、
なんて事を考えてしまった。
今回のパージはそんな映画だった。
まさかパージに泣かされるとは思ってもいなかった笑
拡大
またも一気に鑑賞。
前作よりも現実味がUPしてた。
陰謀的な側面がピックアップされてたり、反対勢力が描かれてたり。
パージの使用例とでも言うのだろうか?
前回がワンシュチュエーションだったのに対し、いくつものシチュエーションが展開される。
復讐だったり地上げだったり、狩だったり、ビジネスだったり…つくづく人間ってのは罪深い。前作よりも後味は悪くはなく、一欠片の善意を見たようなラストもいい。
若干強引な設定もありはするが、それを差っ引いても面白かった。
何つうか設定的に妙な説得力が増していて、だからこそなのか生息する人間達の狂気にもリアル感が増すような感覚だった。
前作も面白かったけど、映画としては今作の方が完成度は高い感じ。
1はなんだったのか
・復讐に燃える主人公がかっこいい
見殺しにはできず人助けをしたり、自己紹介に混じってないが(聞いてはいた)夫婦の男を治療するときに名前を呼んだり、騙されたのにその相手に向かって本気で怒らなかったり(壁には八つ当たりした)
・「別居する」と何度も言っていた妻が夫を殺され「パージする」と決意、反パージ側が「守る」と言った後の主人公の「いいのか?」にテンションが上がりました。主人公本当いいキャラしてる!!
・暗視ゴーグル視点がすごくいい。ハラハラする
・娘が鬱陶しい。人の心にズカズカ入っていくし、煽るし、必要なんだろうけど好きじゃないキャラ。まぁ、他のキャラがいい感じだし1もと比べるとこの子も嫌いじゃない
・他のキャラ、特に夫婦は行動を共にし始めた最初はうーんという感じだったけど、最終的にいい感じのキャラになっていって良かっただけに、最後の助けがもう少しだけ早かったらなぁぁぁ…
・反パージが助けに来てくれるわけですが、パージ終了まで残り1時間切ってるのに「ここは危ない逃げろ」は酷くないですかwそこにいた方が安全な気がするんですが…
・もちろん最後に主人公は撃たれるわけですが、「誰も助けるな」が裏ルールって……。夫婦母娘を助けたのが駄目だったのか…
・と思ったらラスト衝撃の展開ー!!!自分の父が殺された息子、パージ派、母娘が三すくみになった瞬間パージ終了のサイレンって!!父を殺された息子が、父を殺した主人公を助けるため車を飛ばすってのがまた…。主人公、一年後に彼に狙われそうですけどね
1は何だったのかと思うレベルには良い作品だった
これが1でいいのでは
前作より開けた世界観
前作は
とある一家が恐怖の一夜を過ごすという
元々の設定を活かしきれない
少々もったいない作品だった。
そして続編となる本作。
1年に一度、12時間だけあらゆる犯罪が
合法になる設定を活かした話を
ようやく見られる。
かなり開けた世界観で、登場人物も多い。
コレは面白くなるんじゃないか。
と思ったものの、そうでもなかった。
つまらないわけではないが、
予想してたほど楽しめない。
嫌味な金持ちの司会ババアや
息子を轢き殺した仇は殺して欲しいトコロ。
フラストレーションが溜まるばかりで
発散させてくれる場面が少なかった。
海外ドラマのような内容!!
海外ドラマのような、続きが気になるゾクゾク感がありました。中盤逃げ込んだ家が妙に落ち着かないと思ったら、案の定BBAが発狂して良かったです。上級国民が出てきてからは、お決まりの展開に感じました。逃げる上級国民を背後から撃ちまくりたかったです。生存者がいたずらに死なないのは良かったし、最後は皆が来てくれて温かみを感じました。
2作品とも見ました。
一作品目のパージとはまた違った雰囲気で
人の命を守りながら息子の復讐をするためにパージしにいくとゆう話で、金持ちはああいうふうにパーティーのようにパージするんだなーと思いました。
この金持ちの思考はズレてます。
結局復讐のため飲酒運転した相手を殺してしまったんですね。
パージで減らせなかった分の人口を警察が足りない分の人を殺していくんだと思い怖くなりましたが、無事助けられて良かったです!!
前回のはどんどん主人公家族が死にましたが今回はみんな生き残っていい終わり方でしたが、やはりパージ制度は怖いです。
一作品目より、アナーキーの方が個人的には面白かったです。
見方
パージと連続で見たのですけど、最初の方が緊張感はあった。
こっちは、なんか割とふつうの映画になっててちょっと期待と違ったな。
結局、この先は、体制と戦う話になるのかね。それは個人的にはやめてほしいw
今回はストーリーができていたぶん、設定による恐怖が無かった。
理不尽なパニックホラー的な感じだと想ってたんだけど、、、
まぁそこまで反体制と絡んでないから、この先どうするのかは、ちょっと気になる。
ポテンシャルの高い世界観と尻つぼみな魅力
あらゆる犯罪が許容される夜、「パージ」。
その直前の夕暮れにおいて、ある者は穏やかに乗り切るたの防壁を準備し、ある者は復讐を果たすための装備を整える。序盤で描写されるパージが始まるまでの静かな緊張感は、その後に続くであろう最高の盛り上がりを予感させます。特に、フランク・グリロ演じる警察官が自動車を発進させるあたりは初代マッドマックスを想起させられ、期待値は最高潮になります。しかし、ここまででした。
中盤で自動車が停止するとともに、この映画への興味も急速に冷めていきました。警察官は、当初の目的から離れて母子家庭の親子と離婚危機の夫婦を助けることになるのですが、ここからがいけない。貧困層は富裕層の愉悦を満たすための道具であり、国からも除け者にされていることが発覚し、物語は善と悪の単純な二元論へと舵へ取っていきます。善である主人公サイドが、向かってくる悪ー富裕層と国家警察を問答無用に殺害していきます。弱者が強者に立ち向かう姿を表現しているのかもしれないのですけど、エゴイズムにしか感じないのですよね。「復讐では何も解決しないわ」といいながら、いかにもテロリスト風の過激派組織の活動に賛同している娘がこの映画の最たる象徴であるのかもしれません。
登場人物が多い割には偏った立場の目線しか存在せず、もったいないというのが正直な感想です。もしかしたら前作と色を変えるためにあえて、上記のような方向性にしてるのかもしれませんが、残念な印象しか残りませんでした。前作は未鑑賞なのでなんともいえないのですが。
序盤の雰囲気が最高だっただけに、中盤以降においてどこにでもありそうなことを言い始めたのが、ただただ残念でした。
アナーキー!?
危機感も何もなく他人任せな親子と夫婦、それを助けちゃう主人公ってどこがアナーキー?
1の方がよほどアナーキーだったけど?
しかも1にも増して無理矢理でぬるいハッピーエンドにがっかり。
惜しいなぁ…何でもかんでもハッピーエンドにすることないのに。
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