シークレット・ミッションのレビュー・感想・評価
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愛情には勝てなかった北の戦士
キムスヒョン扮する秘密特殊部隊班長ウォンリュファン少佐は9年間の訓練を終え秘密任務の遂行のため出征した。スパイとして南へ渡りバカ男を演じた。
冒頭の北朝鮮の緊迫感と南のバカさ加減のギャップが激しいね。これはコメディだったかな。スパイ同士連絡も取り合うんだね。凄まじいばかりの身体能力でジャッキーチェンばりのアクションは見物だな。
でも緩みきった後でリアルに戻っても乗り切れないんだよね。まあ北の戦士も愛情には勝てなかったと言う事かな。北は恐いね。
面白かった
期待せずに気楽に見始めた。
初めから重いと疲れる歳のため、前半の軽さがよかった。
緩さと、引き締めのバランスが心地よく、ラストまで飽きずに観られた。
コメディとアクションのバランスもよかった。
キム・スヒョンが本当に北の工作員に見えたし、本当のおバカにも見えて、いい役者だと思った。
撮影も苦労が多かっただろうと。
北の張り詰めた緊張感や覚悟、
南の貧しい地域の昭和のようなノスタルジックさ、
少しだけ、羨ましく感じる自分に驚く。
良い悪いは別として、真剣に切実に生きているいわゆる「ガチ」の国には、エンタメでも戦いでも負けてしまうよな…。
どう生きて、どう死ぬのか、どんな風に人と関わり、
どれ程のことを人に与えられるのか、どこにいるべきか、何を優先させるのか、
知らない・知り得ない価値観を感じる事ができた。
ラストに向けての感動や伏線回収の連発が
少しクドいかなぁと感じたが、その辺は
韓国的というか漫画的というか、
少し割り切って観る必要があった。
見終わったあとは、
映画を観たな〜って満足感が大きかった。
シティハンター並みの身の軽さ
コミカルな演技のキム.スヒョン
イケメン三人で任務を遂行
何故か…?
味方と戦っている
南側の人たちとは家族の様に
優しくふれあって
人情味もあってよかった
どこかアクションを魅せる
映画なのかなと思った
いまさら、、、ハマりました
キム・スヒョン、、、すごい
このレビュー書きたくて登録しました(>_<)
アマプラで何見ようかなぁと探していて、あれ?この写真、愛の不時着で見たな?と思い観ました。
前半、バカ全開で面白いな!
後半、おっ
ラスト、不覚にも号泣しました(T_T)
キム・スヒョン、とても同じ人物とは思えない
韓国映画ドラマの脚本には脱帽です
とても好きな映画の一本になりました!
【意外な面白さ。コメディ×アクション×ドラマ。バランスの取れた良作】
【意外な面白さ。コメディ×アクション×ドラマ。バランスの取れた良作】
・2013年公開の韓国のコメディアクション映画。
・原作はインターネットポータルサイトの「ダウム」に掲載されたウェブ漫画だそうです。
・北朝鮮の特殊工作部隊5446部隊のエリート隊員のリュファンは韓国にスパイ潜入し、おバカな青年を演じて地域に溶け込みつつもきたる作戦実行の命令を待つ。のちに、2人のスパイが送り込まれ、3人は仲良くなるが、最終的にひどい作戦命令が3人に下される という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
・コメディ×アクション×ドラマチックのバランスのある作品
・日本人俳優をイメージしながら観れる
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[物語]
・人間的な重厚感はないのですが、コメディタッチ→アクション→ドラマチック、という流れが素晴らしく良くできていると思いました。ぱっと見、アイドルを売り出したいがための映画で、観る価値がそこまでないのでは?なんて思いましたが、全然。しっかりと観れる映画に仕上がっていました。朝鮮問題を詳しく知らないので、裏に深いテーマが隠されていても、その辺はよくわかりません。しかし、北朝鮮という(個人的に)ちょっと異質な国でも、そこに生きる人(スパイとして派遣されたもともと無慈悲な人)でも、私たちと同じように人情を感じ、優しくなり、(万国共通的にある人として)こうなりたいを思い描く、のだということを肌で感じさせてくれるものでした。
[演出]
・緩急が素晴らしいですね。序盤で主人公リュファンがおバカを演じる部分のコメディタッチは笑いを誘い、中盤以降のアクションシーンではカッコよさが際立ち、終盤では兵器として育てられたスパイでも人並みに人としての幸せを望んでしまうもの悲しさを感じさせてくれます。計算された流れがわかりやすく提示されているので、観ているこちらも受け入れやすいですし、共感もしやすいです。
[映像]
・アクションシーンがかなりかっこよいです。意味なくVFXなどを多用はしておらず、あくまでもドラマを主軸に物語に必要なシーンのみを際立たせるために映像を工夫している、王道の映画、といった印象です。
[音楽]
・物語の流れに沿って、BGMも出しゃばらず、しっかりと裏で物語の抑揚を支えてくれているものだと思いました。
[演技・配役]
・びっくりするくらい日本人俳優に見立てながら鑑賞してしまいました。それゆえ、アイドル映画なんでしょうけど、そうは見えずに最後まで楽しめました。キム・スヒョンさんは横顔が永山瑛太さん。パク・ギウンさんは玉木宏さんとつるの剛士さんを足して2で割った感じ。イ・ヒョヌさんは高橋一生さん。不思議と親近感がわくんですよね。
・何より、キム・スヒョンさんがおバカにコメディタッチに描くシーンとアクションシーンやドラマチックシーンのギャップが凄すぎて、感情移入してしまいます。
[全体]
・人の幸せとは意外とシンプルで、親や兄弟、友達や家族、そんな身近な人と幸せに生きていられれば、ただそれだけで実はものすごい幸せ。ということがジンジンと伝わってきました。それが中々叶いづらい人たちの物語を描くことで、自分たちがどれだけ幸せな状況なのか、ということを改めて感じさせてくれます。
・物語の終わらせ方は賛否があると思います。私はもう少し希望を持たせてほしかったから若干「否」です。が、冷静に考えれば、この終わらせ方をするからこそ、安っぽいアイドル映画に成り下がらなかった気もします。情もろく考えると「否」、ロジカルに考えると「賛」といったところでしょうか。
・私はぱっと見、ただのアイドル映画と思っていましたが、実際に鑑賞してみると全然異なる印象でした。「2時間、無駄だった~」とはなりづらい映画だと思いますので、お時間あれば是非鑑賞されてみてはいかがでしょうか。ありがとうございました。
#映画 #韓国映画 #2013年 #シークレット・ミッション #SECRETLY-GREATLY #アクション #コメディ
#チャン・チョルス監督 #キム・スヒョン #パク・ギウン #イ・ヒョヌ #アイドル映画と思いきやしっかりした映画 #コメディ→アクション→ドラマチックの流れがしっかり
#全体3.6 #物語3.6 #演出3.7 #演技3.6 #配役3.5 #映像3.6 #音楽3.6
任務は?
アクション、笑い、涙、政治、色々詰め込み過ぎて散漫になった感じだ。人気の俳優が出演してるのにもったいない。
想像を絶する訓練によって怪物を養成したわりに、めちゃくちゃ情に流されているのが不自然だし、一度も任務がないっていうのもなー。あと、最後の屋上のシーンは見せ場を何度も作ろうとして間延びしていた。
韓国映画が熱い
韓国ドラマにハマっているから観たわけではないけれど
よかった。
凄腕のスパイなのにおバカなフリしてソウルで暮らすうちに住民と深い絆ができて
軽く見始めたけど正座して鑑賞したい気分になった
「愛の不時着」ハマった人には是非観てほしい映画です
ツッコミどころは満載だけど
めっちゃ良かった!サイコー!
韓国映画エエやん!
ラストも想像はできるものの、どうか!どうか!!と祈らずにはいられなかった。
アクションもあって楽しめる。
そして泣いたわー
ヘランは玉木宏に似てる
ヘジンは高橋一生の若い時にそっくりだ!ってか高橋一生。
あらすじに惑わさる
「10人の泥棒たち」のキム・スヒョン、
ドラマ「フルハウスTAKE2」のパク・ギウン、
ドラマ「花ざかりの君たちへ」のイ・ヒョヌ、
韓国の若手イケメン俳優が共演したスパイコメディ。
という作品紹介でしたが、
とんでもない、
本筋は韓国に潜入した北の特殊工作員のヒューマンドラマ、
冒頭はたしかに緩い日常物語からスタート、
しかし物語が進むにつれ重鎮重厚高密度、
若手イケメン俳優といえど
無情なアクションは韓国映画感全開、
渋く切なく唸る映画でした( ^ω^)
チョコかけの何か
よくあるやつ。
北の国から南の国へスパイが来て、そのスパイが葛藤するやつ、と思ってたらそんなに葛藤してなくて意外。
仮面生活しながら、近所のコミュニティの様々な問題を解決していく所も意外。
スパイ映画、と思って観てると、実はヒーロー映画という不思議な展開。
そんな不思議な展開なのに違和感無く観てられるのは、
スパイの本性部分のシリアスシーンと、仮面生活の日常のコメディシーンの、主役の演じ分けと雰囲気のメリハリがしっかりしていて、それが偶に気づかない内に切り替わっていたりすると「してやられた」感もあり、どんどんのめり込んでいく。
個性豊かな演者陣も楽しく、チームも出来てくると尚更面白くなる。
まるで、食べ始めたら止まらないチョコかけポテトか、柿の種チョコか。甘さとしょっぱさの絶妙なバランス。
なんか違う?
それだけにラストに期待してたが、そこはいつも通りというか、よくあるスパイもののラストかな。少し残念。
役者で成り立つ
見始めてから、コメディタッチが笑えなくて、あーー、失敗と思ったものの、だんだん主人公始め役者の演技になぜか引き込まれて、最後は悲しくすらなってしまった。ストーリーは笑わせようとするこじつけが 鼻についてしまうのに、演技力ってすごいなと思う。
韓国の映画やドラマは見るごとにすごいなと思う役者が出てきて、癖になってしまう。アディクションだな、もはや。
あれ?ってなったけど
キムスヒョンさんの演技力と
終始ギャップが凄すぎてびっくり。
最初コメディ要素が多すぎて
あ、こういう系?ってなったけど
いつのまにか見入ってて
内容的には難しかったけど
あの終わり方好きです。
傑作
心に余韻を残す見応えのある良い作品で、みて良かったと思う。北朝鮮の若きエリート工作員が南に潜伏し、その中で自らの使命を遂行する事になるが、街で暮らすうちに、自分を取り巻く人間達の温かさに触れ、改めて知る人生で一番大切なものと、北で培われたアイデンティティーの狭間で葛藤する姿を描いている。キム・スヒョン演じる主人公リュファンやパク・ギウン扮するヘラン、イ・ヒョヌによるヘジンなど、まさに人生がこれからの若い工作員のそれぞれの純情が、南の自由の空気の中で、揺れ動き、心で葛藤していく様子を笑いありに表現し、だからこそ、最後にそれぞれの選んだ選択が、終盤、悲しく切なく胸に迫りくる内容となっている。役の振り幅が大きいが、俳優陣の演技力に支えられ、そのギャップも見応えがあり、ストーリーを支えている。アクションの取り入れ方もうまく、迫力がある。南北分断を背景にしているので、一見重いかと思われるが、そうではない。純粋で若い主人公達が見せる心の模様の中に人生や仲間、家族への愛情があり、悲しみの中に、一筋の光となって、作品に輝きをもたらしている。秀逸な作品である。
今年度ベスト1級の秀作
解説を読むと「若手イケメン俳優が共演したスパイコメディ」と書かれていますが、本作はそんな軽い言葉で片付けられる作品ではないと思います。
韓国に潜入した北朝鮮のエリートスパイ3名。1人は「バカ」、1人は「ロック・ミュージシャン」、1人は「普通の高校性」に偽装しています。このあたりのコミカルな表現は素直に笑えて面白いのですが、党に忘れ去れれたかのような幸せな2年が過ぎた後、彼らに過酷な運命がのしかかります。
韓国映画界の主要命題と言ってもいい南北問題を描きながら、過剰に暗くならず、また単なるコメディーにも流れず、魅力的なキャラクター造形と優れた演出能力とで、素晴らしい作品に仕上げたチャン・チョルス監督の手腕は本当に見事。
出演者に関しても、主演のキム・スヒョンは「バカ」の時の笑顔が天真爛漫すぎて、「本気」の時とのギャップに泣けてきます。他の2人もクールな2枚目と可愛い弟キャラ、それぞれにいい味を出しているので、「そっち系」の人も大満足間違いないでしょう。
レッド・ファミリーと似たシチュエーションの作品ですが、レッド・ファミリーで感じた演出面の不満がなく、本作では笑える場面では笑え、泣ける場面では泣けます。
是非多くの人に観てもらいたい、今年度ベスト1級の秀作だと思います。
笑いと涙とカッコよさと。
レッドファミリーに引き続き北朝鮮スパイが韓国で潜伏活動する生活をコメディ絡めて描いた映画でした。
北朝鮮スパイが韓国にきても重要任務も発令されずただただ安穏と暮らす設定です。そこで彼らが得る普通の生活がいかに幸せかが凄く浮き彫りになってきます。
韓国人も現代の人達は朝鮮が分断していることに少し意識が薄くなっているみたいな話を聞くけど、こういう作品みるとますますそんな感じを受けます。
祖国の為に全てをささげる北朝鮮スパイに純粋に愛国心をもっている良き人々とみるか、人質とられて仕方なく奉仕しているとみるか、簡単には判断できないけど、この映画みると人情ってやっぱりいい!って感じます。
しかし、韓国映画は相変わらずシビア。簡単にはハッピーエンドにしてくれないところが悲しすぎ…。
泣けます。
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