「チョコかけの何か」シークレット・ミッション クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
チョコかけの何か
よくあるやつ。
北の国から南の国へスパイが来て、そのスパイが葛藤するやつ、と思ってたらそんなに葛藤してなくて意外。
仮面生活しながら、近所のコミュニティの様々な問題を解決していく所も意外。
スパイ映画、と思って観てると、実はヒーロー映画という不思議な展開。
そんな不思議な展開なのに違和感無く観てられるのは、
スパイの本性部分のシリアスシーンと、仮面生活の日常のコメディシーンの、主役の演じ分けと雰囲気のメリハリがしっかりしていて、それが偶に気づかない内に切り替わっていたりすると「してやられた」感もあり、どんどんのめり込んでいく。
個性豊かな演者陣も楽しく、チームも出来てくると尚更面白くなる。
まるで、食べ始めたら止まらないチョコかけポテトか、柿の種チョコか。甘さとしょっぱさの絶妙なバランス。
なんか違う?
それだけにラストに期待してたが、そこはいつも通りというか、よくあるスパイもののラストかな。少し残念。
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