「まさかの男の悲しい性を見せ付けるラストに爆笑!」ニンフォマニアック Vol.2 さぽしゃさんの映画レビュー(感想・評価)
まさかの男の悲しい性を見せ付けるラストに爆笑!
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色情狂=セックス依存症のジョー(シャルロット・ゲンズブール)が血まみれで倒れているのを救ったセリグマン(ステラン・スカルスガルド)。引き続き、ジョーが話す半生を聞きつつ、トリビア的な雑学、哲学、宗教観など織り交ぜ冷静に分析を始めます。
Vol1で愛を知って不感症になったジョーは、更なる刺激を求めてM女の道に進みます。かなりハード・コアなM女の険しい道です。
話を最後まで聞いたセリグマンは、ジョーは性差別の被害者であって、その抑圧された反抗心で生きて来た。悪くないという。
男性がしたら批判されないことを、"女性だから"批判されたと、フェミニストな発言までする。
けど、私は知っている。
例え自称「無垢な童貞である」初老のセリグマンであっても、男は根っこは同じです。
案の定、本作は男の悲しい性を見せつけるラストになっていて、大爆笑です。
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」とか「メランコリア」とか「ドッグビル」等を観た後には、思いもしませんでした。まさかトリアーで大爆笑するとは!
男性の根っこは同じだけど、女性は不思議な生き物なんです。
最後のセリグマンの台詞は、観ていた男性全てが思うことかも。
暗転で、気配だけってラストも好みです。
むっちゃ面白かったんですよね-。
やっぱ映画館で観ればよかった!
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