「何だか軽く見える」エヴェレスト 神々の山嶺(いただき) 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
何だか軽く見える
登山家や山を題材にした映画は人生を体現してて好きなのだけど、この作品は何だか軽々しく見えた。岡田くんと阿部寛が山で再会するところはグッと来たのだけど、それまではダイジェストを見てるようで、何ら感情移入出来なかった。
山に登る前の準備とかが端折られてて、山の中腹から登山が始まるのが軽く見える原因なのかもしれない。
岡田くんが阿部寛に「何で登って来たか分からない」と言ってたけど、全くその通りで何しに来たんだろうと思ってしまった。
カメラマンならあの阿部寛の姿を写真に納めろよとも思った。
人間関係が希薄で岡田くんの人生もよく分からなかったのでラストの台詞も響かなかった。
阿部寛のメモは侍みたいで日本人へのメッセージのようで熱かった。
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