「怖さよりはグロさ。日本人には馴染みの薄い世界観。」NY心霊捜査官 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
怖さよりはグロさ。日本人には馴染みの薄い世界観。
【賛否両論チェック】
賛:不可解な謎が1つずつつながっていく様子が見事。演者さんが見せる超迫真の演技にも注目。
否:R-18指定なので、メッチャグロい。急に驚かせるシーンも多いので、苦手な人には不向き。
急に驚かせたり、メッチャグロいスプラッターだったりと、確かにホラー映画はホラー映画なんですが、どちらかというとキリスト教やユダヤ教的な宗教観がかなり強い作品なので、日本人には結構馴染みの薄い印象を受けるかもしれません。〝悪魔祓い”のシーンなんかは、演者さんの迫真の演技に、恐怖を通り越して畏敬の念を覚えそうなくらいです(笑)。そんな中でも、バラバラだったそれぞれの現象が、最後に近づくにつれて1つにつながっていく様子が、イイ感じです。
ホラーが苦手でさえなければ、観ておいて損はない映画だといえそうです。
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