「ムーミン、リゾート珍紀行」劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
ムーミン、リゾート珍紀行
日本でもお馴染みムーミン。
原作者の生誕100年を記念し、本国フィンランドで初めて作られた長編アニメーション。
勿論ムーミンは知ってるし、アニメも昔見た事あるが、それほど大ファンではなく。キャラや設定も詳しくはない。
が、高山みなみ、大塚明夫、子安武人らの声は耳に懐かしい。
(もうちょっと上の世代の方だと岸田今日子だろうけど)
趣向を凝らし、いつものムーミン谷を出て、南国リゾート地のリビエラへ。
ムーミンパパは貴族と仲良くなり、フローレンはプレイボーイにナンパされ、満喫。
ムーミンとムーミンママはリゾート生活が合わない。
家族バラバラの危機…。
話は予定調和。ご都合主義やツッコミ所だらけ。
でも、わざわざ目くじら立てて見る人は居ないだろう。
原作の世界観にこだわったという温かな色彩、全編手描きの映像、穏やかな音楽…。
ほっこり癒しの一時。
貧乏生活に憧れる自称芸術家の貴族、ギザなプレイボーイ、高飛車なスター女優…風刺も込められている。
様々な出会い、経験、騒動を通して、また見つめ直す家族の絆。
最後は勿論、ムーミン谷へ帰る。
やっぱり、我が家が一番!
それにしても、フローレンってちょっと面倒臭い女の子…。
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