きゃりーぱみゅぱみゅシネマJOHN!のレビュー・感想・評価
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きゃりーさんのファンなら…
筋もあるようでないようで。
途中挟み込まれる歌のシーンもMVの方が良い。
それよりも破壊的なのは、きゃりーさんの大根役者ぶり。「実はロボットだった?」という設定だから、わざと?と思いたくなるほど。
普段のMV見ていても、これで演技派だったらそれはそれでイメージ崩れるから、まあ、いいか。
『TVJOHN!』は未鑑賞。
そっちのファンには大受けなのかな?
夜中、疲れ切った脳でゆ~る~りと観るには良いかもしれない。意外に一日の終わりのご褒美になりそう。
なのだけれど、映画で?
企画倒れのような…。
映画化するために、すでに放映したものをリメイクしたらしいが、映画化してファン層拡大とか、がちなファンへのサービスといった気合は感じられない。
勿体ないと思う。
きゃりーさんのMVは比較的ファン。
パフォーマンス、メイク、衣装と、今まであったようでなかった世界観が大好き。
確かにきゃりーさんの存在自体が、誇れる日本文化だと思う。
おばあさんになられたら水森亜土さん級にぶっとんだ存在になりそうだが、子育て世代、中年をどう演出するかが難しいだろうなあと心配もしているが、彼女の独特の感性で乗り切れるだろうとも信じている。
そんな彼女の人生の一ページを愛おしむと割り切って見られる方には必見です。
恐るべき“ファッションモンスター”誕生の秘密(笑)。
【賛否両論チェック】
賛:きゃりーの魅力が満載。時間も極めて短いので、軽く観られそう。
否:ストーリーは有って無いようなもの。映画として観るのは微妙かも。
合間合間で、きゃりーの“自分探し”という名目で、テレビ版での面白コーナーが流れます。個人的には、「きゃりー・アントワネット」がシュールでステキです(笑)。
話そのものはかなりブッ飛んでいるので、イイ意味で真面目に観ない方が楽しめるかと。本格映画好きには不向きともいえます。
完全フィクションではありますが、きゃりーぱみゅぱみゅの自分探しムービーです。ファンにはたまらない作品といえそうです。
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