「シリーズ最大級のスケール(笑)。予想外のテーマに参戦!?」幼獣マメシバ 望郷篇 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
シリーズ最大級のスケール(笑)。予想外のテーマに参戦!?
【賛否両論チェック】
賛:一郎の可愛さと、二郎のゆるさに癒されること間違いなし。世界観が気に入れば、笑いのツボが満載。
否:物語そのものはかなりグダグダで単調なので、犬好きでなければ厳しい。ツッコミどころを挙げればキリがないのも難点か。
シリーズ当初は、屁理屈ばっかりのどうしようもない引きこもりだった二郎ちゃんが、引きこもりを完全に克服した今回辺りからは、なんだか全てを達観したような、“余裕”みたいな雰囲気まで醸し出しています。ある意味最強です(笑)。そして一郎は、安定の可愛さです。
今回はまさかの旅編ということで、テーマもスケールも過去最大級(笑)。過疎化が進む小さな島で、「地方開発の是非」という重いテーマに巻き込まれながらも、あくまでマイペースを貫き通す一郎と二郎がカッコイイです。
キュートなマメシバに癒されるも良し、二郎ちゃんの言動にクスッと笑うも良し、人間としての幸せな生き方を考えるも良しの、オールマイティーなタイプの映画です。
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