「いつ撃つのか・・」アイアムアヒーロー odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
いつ撃つのか・・
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ゾンビ映画はホラーからコメデイまで数多いが邦画でここまでゾンビに徹したスプラッター・ホラー映画も珍しい、インディペンデンスのB級ならまだしもメジャー作品で実写化とは驚いた。
本作のゾンビも1968年のジョージ・A・ロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」以降のバンパイア系ゾンビをそのまま踏襲、本家バイオハザードも顔負けの殺戮シーンは凄まじい限り、ただ、海外ものと変わって日本人となると心境は複雑なのは何でしょう、形相は変っても人間だからあまりに惨い残虐シーンは正視に耐えません。銃の使用に躊躇する主人公は極めて正常、耐え抜いたあげくに吹っ切れたようにゾンビを撃ちまくるというプロットはプロレスや任侠ものによくある焦らし作戦でした。それにしても2時間越えは長すぎます。
フィクションに文句をいうのも気が引けますが噛まれないまでもあれだけ血しぶきを浴びて感染しないのが不思議です。
やはり殺し合うのではなく血清など治療法を発見してパンデミックの終焉という王道のプロットの方が後味としては気が楽です。まあ、好みは人それぞれですから血の気の多い人には受けるのでしょう。
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