「こんなほっとする日本映画もあってもいい」海街diary 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
こんなほっとする日本映画もあってもいい
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今、現代日本が抱える日常問題も映画内容に含み、うまく伝えていると思う。
(これをカンヌ映画祭の外国人に理解しろというのは無理)
逆に厳しく言えば、主要俳優陣の役柄設定に詰め込み過ぎた感がある。
(4人姉妹&両親の似た所、行動など)
【出演俳優 個人別の感想】
・綾瀬はるか・・・大人なおねえさん。無難な役どころだった。
・長澤まさみ・・・冒頭のシーンで「おいおい」と思ったが、見ているうちに、「演技うまくなったなぁ」と大人の女優らしさが出てきたと関心した。今後に期待。
・夏帆・・・最近ドラマで弾けた役もあったが、昔の可愛い役柄に戻り、この映画ではすずちゃんが来るまで「末っ子」だった役柄を良く演じていたと思う。
・広瀬すず・・・この子が一番びっくりした。某TV番組でSMAP香取慎吾が某ドラマで共演した際「初めて見たとき、キラキラしてた」と絶賛した意味が分かる気がした。この映画でもキラキラしてます。(特に前半)
今後の女優業に期待します。
・樹木希林・・・いなくても良かった。
・大竹しのぶ・・・バラエティ番組でも見かける「何考えてるか分からない性格」を存分に生かし、映画に参加していたと思う。
・リリーフランキー&風吹ジュン・・・・40&50代が共感出来る「大人の付き合い方」の表現をさらっと演出した所が良かった。
起承転結の映画を希望なら見ない方が良い。
四人姉妹が好きな方は見ても損は無いと思う。
私は好きですよ。予告編も媚びず、映画内容そのままだったから
映画料金は妥当だと思います。
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