劇場公開日 2015年6月13日

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「優しい気持ちになれる映画」海街diary ぽんぱるさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0優しい気持ちになれる映画

2015年6月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

映画に登場する人々にも、その人々の周りの景色にもずっと透明感が感じられる映画。

人によってはストーリーにコレという展開もひねりも無くつまらない映画だとうつるのかもしれないけれど、その何気ない日常の中で、4姉妹だけでなく、その周囲の人たちも自分自身を大切に、無理せず自分らしくしっかりと生きていく姿にじんわり感動。

そして、登場人物の優しさがまるで私に伝染したように、観終わった後は見慣れた景色や周囲の人たちの行動も優しい目で観れる、ちょっとしたことに感動出来る自分になっていたから不思議。

鎌倉の風景の四季の移り変わりがとてもキレイで、それだけでも心打たれるのは私が日本人だからかなと思ってしまった。

映画の中で何度も登場する食事のシーンも見どころの一つ。
浅漬けにしらす丼にカレー2種、そして何といってもアジフライと梅酒が美味しそうで。。。
特に観終わった後は無性に梅酒・梅シロップが飲みたくなって買ってしまいました。

すずの相手役の男の子の演技が可愛らしかったのもポイントの一つかな。

映画が終わった後も4姉妹とその周囲の人たちのその後をずっと見続けていたい、と思ってしまう映画で、日常で疲れた時に観るとホッとできる、優しい気持ちになれる映画でした。

ぽんぱる