劇場公開日 2015年6月13日

  • 予告編を見る

「たぶん後からじわじわ感動が来る」海街diary ROKUxさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0たぶん後からじわじわ感動が来る

2015年6月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

鎌倉の自然や風景が丁寧に描かれていて、人間の営みや生き死にも、たぶん季節の移ろいと同じように一度きりで愛おしいものなんだということに気づかされる作品でした。
個人的には、信用金庫の課長の
「神様が考えてくれないなら、こちら(人間)が考えるしかないでしょう」というセリフにしびれてます。(原作コミックの第5巻に同じ場面があります。)
鑑賞する側としては、リリー・フランキー目線か、四姉妹の死んだ父親目線で感情移入するしかないのが、ちょっと悲しかったです(笑)。
そうそう、葬式とか法事の場面が多いのも(原作もそうだけど)、倉本聰っぽくて、わりと好きな点です。
それから、食事のシーンもわりと多くて、それぞれとても美味しそうで、口の中に唾が湧いてきてしょうがなかった。

ROKUx