「日本の優しさに包まれる作品」海街diary love88さんの映画レビュー(感想・評価)
日本の優しさに包まれる作品
映画「海街diary」
当たり前の日常、当たり前の家族、当たり前の景色があり、その中で、実は家系、姉妹の複雑な人間模様がありました。水の様に流れるような透明感あふれる、美しさ、優しさ.暮らしがありました。父親の訃報から、広くて古い鎌倉の家に、三姉妹が暮し、姉妹それぞれの違う性格。父親への思いも、様々です。ある原因で、妹が訪れます。 「鎌倉で一緒に暮らそう」と、幸がすずに誘うシーンには、涙が溢れました。 家族とは、家系よりも、ぶつかり合い、思い合い、優しさを捧げられる存在が大切だと思いました。
父親への思い、母親への思い、祖母への思いがあり、大切な事に気付かせてくれる作品です。ありがとうございました。もう一度、観に行く予定です。
私も、四人姉妹でした。映画とは、違いますが、
父親が2年前に他界しました。姉は、先天的疾患で他界しました。
懐かしい場面が、沢山ありました。私も居場所が無い、不安な日常を送って居たからです。この映画で、心が優しくなりました。
私は、是枝祐和監督の作品、ドラマ、映画が好きです。静寂の中に、流れるような意味が有からです。
瀧本本也氏との、タックルは素晴らしい作品です。
菅野よう子氏の音楽は、澄み渡る映画に、色を添える様で、綺麗でした。
いろんな家族が、あると思います。問題を乗り越え、幸せを見つめる事に、喜びを感じて、分けてあげたい気持ちが、大切だと、映画を観て思いました。幸、佳乃、千佳、すず、ありがとうございました。原作の吉田秋生氏の作品は、大切に描かれていました。
また、日本ならではの、浴衣や、江ノ島、御寺、神社が登場し、日本が忘れかけているものがあり、改めて、この映画で、学びました。素晴らしい作品だと思います。