「二つの景色」海街diary ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)
二つの景色
僕達は、いつのまにか、何か自分に足りない…、そう、何か欠けてるピースを求めたり、探したりしてるのかもしれない。
どうして、幸はすずを受け入れようとしたのか。
すずを受け入れることは、自分たちのもとを去った父を受け入れることだ。
妻のある男性を好きになった自分を見つめることだ。
どうして、すずは幸たちと一緒に暮らすことを選んだのか。
それは、自分の知らない父を知ることだ。
だが、亡くなった父を、父の優しさを知ることでもある。
そして、亡くなった母に思いを馳せる辛さを堪えることでもある。
父とのわだかまりを抱える佳乃。
父のことを四姉妹の中で最も知らない千佳。
それぞれ、異なる感情。
だが、僕達が自分に欠けていると感じているピースは、実は、外にあるのではなく、自分の中にはあるのではないか。
そして、皆、何かを抱えて、少しずつ整理しながら、生きていることは、皆、同じなのではないか。
全く違う場所の二つの景色が似てると感じるように。
僕は、是枝さんの作品の中で、今でも、この海街diaryが一番好きだ。
四姉妹の絶妙なバランスは、全く異なる葛藤だけど、なんか、谷崎潤一郎の細雪を思い出す。
そして、よくもまあ、こんな四姉妹が揃ったものだとも思う。
今はコロナで大変だと思うけど看護師の仕事、そして、鎌倉に密着した銀行員の仕事、スポーツショップの仕事、食堂のおばちゃん、おじちゃん…、同僚、学校の友達、皆、僕達の周りに当たり前のようにあるものを優しい視点で見つめているところも好きだ。
ところで、テレワークや外出自粛で、何か、ちょっとした気分転換が欲しい人向けに、ステイ・ホーム・カフェ…、いや、当映画にちなんで、「極楽寺カフェ」とでもしておきましょうか。
そのカフェの「ダルゴナ・コーヒー」の作り方を紹介します。
ビジュアルは各自イマジネーションを駆使してチャレンジしてみて下さい。
ダルゴナ・コーヒーの作り方
・インスタント コーヒー(粉末に近い方がベター)
・砂糖
・お湯
を(見かけの体積ベースで)
1対 1対 1
の割合で、(僕の場合)プロテインシェーカーに入れて、「鬼振り」する。
この鬼振りによって、上の3つが絶妙に混ざり合い、ふわっふわの細かい泡状になります。
(本当は何か器に入れて、小さめの泡立て器で泡立てる方が良いかもしれません。なぜなら、プロテインシェーカーだと中に満遍なく泡だったダルゴナがまとわり付いてスプーンで掻き出すのが面倒だからです)。
そして、適当なガラスのコップに冷たい牛乳を入れ、泡立ったダルゴナをトッピングして出来上がり‼️
※ 僕は、インスタント コーヒーとお砂糖は、小さじで、ちょっとこんもり2杯ずつ、お湯はこんもりしないので、小さじ4杯を入れて、鬼振りしました。
これだと、必要な牛乳は、120〜150ccくらいかな。
おはようございます。
コーヒーは、甘いので、2日とか3日おきにしてくださいね(笑)。
僕が、これを書いた後に、瀬戸内寂聴さんがインスタにこのコーヒーをあげてたのと、世界不思議発見でも紹介してたので、プチプチぐらいのブームかもしれません(笑)
私は朝のコーヒーで ああきょうもいい香り^_^と安堵する日々です。
砂糖は入れないけど牛乳は必須。
ホテルなんかの朝食バイキングではコーヒーと牛乳で対応
このシェイク方法 やってみようかと思います。
あ
映画評の方も、これ素晴らしいです。