「親子のフードトラック」シェフ 三ツ星フードトラック始めました えさんの映画レビュー(感想・評価)
親子のフードトラック
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まさかのロバートダウにーJrの登場にびっくりした。
SNSによって人生のそこに落ちた主人公。しかし逆にSNSによって大成功を収めることになる。
フードトラックロードムービーというアナログ感たっぷりな題材に、息子というキャラを生かし、SNSの功罪に絡めてスムーズな転落からの巻き返しを図るストーリーが完成したといえる。
相棒のキャラも絶対に必要なお調子者役の仕事をしっかりしている。
ただ、主人公と元妻の生活観が違いすぎてなぜ結婚したのか(だから離婚したんだろうが。)、そして元恋人(ウェイトレス)は中盤以降退場したが彼女はどうなったのか、店はどうなったのか。疑問に感じることもある。また、フードトラックを始めてからは全く事件もなにもなく成功に成功を重ねるだけなので面白みにかける、フードトラックならではのちょっとした失敗(買出しせずに店を始めて材料がなくなくなるとか)があってよよかったと思う。
しかし、主人公と息子の絆の深め方は思わず微笑んでしまうほどかわいくて優しい気分になれる。主人公も要領をつかみにくく感情的になる部分もあるが完璧でない分人間臭さが出てて応援したくなる。
休日の夜にのんびり観られる平和な映画だった。
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