「サイモンペッグと洋楽好きに」変態小説家 白波さんの映画レビュー(感想・評価)
サイモンペッグと洋楽好きに
プライム・ビデオ鑑賞
コインランドリーで繋ぐ物語。
タイトルは元よりキービジュが気になって鑑賞、サイモンペッグが良い顔してます。
オープニングのアニメーションや音響とタイトルと、エンターテイメント感がすごい。
変態というか妄想が酷く、失調症?苦情レベルのアパート暮らしで始まります。
頭の中の想像を映像化したみたいで、随所にセンスを感じる構成になっていました。
そのテンポが良くて演出がすっごい面白い、転換も昔のホラー映画みたいで「ロッキーホラー」の様なテイストもありました。
その他サングラス等随所にオマージュが散りばめられており、映画愛が強く伝わって来ます。
ところでサイモンペッグが終始ブリーフ姿なんだけど、あの酷い邦題はそこから何だろうな…。
また、選曲やその挟み方が実に良かく、ファイナルカウントダウンの使い方は最高。
後半に挟まれるストップモーションも良いアクセントになっていて、その物語も味わい深いです。
描き方は可愛らしくも実にシリアスな寓話。
しかしながら希望もしっかりと描いていましたね。
あと、最後まで音楽が良かったです。
何だかんだととても楽しめた作品でした。
と思ったら、見終わった後にびっくり。
監督クーラシェイカーのクリスピアンじゃないですか!
ボーカルでギターでフロントマンの!
えぇぇ!映画撮ってたの知らんかったですよ!
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