「エンドロールにすべて持っていかれた」バクマン。 Tetさんの映画レビュー(感想・評価)
エンドロールにすべて持っていかれた
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原作未読です。
先ずジャンプ漫画でジャンプ漫画内の連載バトルを、友情努力勝利で描くって原作の発想が凄い!
誰もが(は言い過ぎだけど)漫画は読むのに、学生時代に漫画描いてる奴って、なんか暗いとかオタク(って言葉も無かった世代ですが…)ってイメージでしたが、どんなジャンルでも熱い物語は描けるって証明してますね。
初の持ち込みで認められたり亜豆との恋愛パートは、それこそ厨二かってほど出来過ぎだし、
新人賞仲間の漫画家達が総出で手伝う友情努力勝利のシーンは虫酸が走りました。
エイジまで手伝ったら耐えられなかったけど、そうはならずに一安心。
全力を出し切り勝利するけど栄光は掴めない、というスラムダンク的なラストは良かったですね。
なんか鑑賞中に印象が乱高下する映画だったなぁと思いながら観てたエンドロール。
本棚に並ぶ実際のジャンプコミック背表紙をパンしながら、途中から架空のコミックに。
そのコミック名もヒネリが無くてツマンナイって思ってたら、コレってもしかして…
ああ!コミックタイトルが担当部署で作者名がスタッフの名前になってるんだ!すげー!
これスタッフだったら絶対嬉しい。
自分の名前が載った作り物のコミックを撮影後に貰えたら更に嬉しい!
って感じに、映画の印象をエンドロールに全部持っていかれましたね。自分だけだと思いますけど…
ちなみに自分もジャンプで育ってますので単純な疑問なんですが、連載を勝ち取るまでにあれだけ狭き門なのにクソみたいな漫画があったのは何故なんでしょうかね⁈
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