新宿スワンのレビュー・感想・評価
全220件中、161~180件目を表示
いまいち
期待どおり(^^)
新宿が美しく見えた
<良かった所>
・テンポは良かった。
・キャストの体当たり演技、素晴らしい。
<悪かった所>
・えいこの悩みの部分、もっと説明して欲しかった。リスカの跡だけじゃ、あんまり共感できない。
・最初の龍彦の初めてのスカウトのシーンの、カメラワークに違和感を感じた。
<感想>
終わり方は清々しいので、デートや家族で見ても、ギリギリ大丈夫かな…?所々気まずくなるかもしれないが…ww
乱闘や喧嘩のシーンはカッコ良かった。飽きてくるほど長くもなく、間あいだに入れてくるので、なんというか、ちょうどいい。
また、沢尻エリカを筆頭に、画面に花を添える美しい女優もたくさん出ており、それも順番に一人ひとり出てくるので、ずっと同じヒロインを見る事なくすむ。つまり、飽きずに画面を見ていられるのだ。
音楽もたくさん使っているので、気分もノリノリになれる楽しい映画だ。
ただ、その分物足りなさを感じる所もあったので、ぜひ、続編を作って満腹にして欲しい。
置きに行ったわけじゃないとは思う
素直に面白かった。
あの世界にピュアさを持ち込むとリアルに感じるって逆説を見た気がした。
しかし一方で、ずっと園子温作品を観ている人間にとっては、是非お話を伺いたいと思う作品ではある。
少し昔までは園子温は単館でないと観ることが出来なかった人だ。『地獄でなぜ悪い』をシネコンで観たときは何とも複雑な気持ちになったもの。それでも『地獄でなぜ悪い』は園テイストに溢れたクレイジー映画でシネコンに対する痛快さすら感じたものである。
そして今作。
もちろん園テイストはふんだんに盛り込まれていた。あの「ダサさ」は園子温だ。あの絶叫も血も園子温だ。
しかし、何かが足りない。クレイジーさが足りない。リミッターが外れたキチガイ世界に外れてしまうのが園子温ではなかったか。
それは「分業」のせいか?
それは「大手配給」のせいか?
役者は熱くて素晴らしい。
園子温「職業映画監督」作品になってしまうのか。いろんな論理をまとめながら作品にするのが「背負うものがある」ということに違いないから、その中の究極の「接点」と観るべきなのか。
今後は園監督の葛藤と、限界への最大値を観ることになるのか。
期待以下
とりあえず何をやりたかったの?と聞きたいです。
ヤクザものをやりたかったならもっと派手に戦って欲しかったし、人間ドラマみたいにしたいならもっと人生にスポットライトを当てて欲しかった。
あとトーキョートライブみたいな局所的なダサさが多すぎた。あんなに入れられたら、逆にひきます。
おそらく園さんは少し気張り過ぎたんじゃないでしょうか?前の作品の評価が良かったから、多分予算もいっぱい使えた。キャストもいっそう豪華になった。そんな圧力が園子温の良さを潰したんじゃないんでしょうか。
あとヒミズ、愛のむきだし、冷たい熱帯魚、トーキョートライブなどから感じられたゾクゾク感が一切感じられなかった。
とても残念でした。次回作に期待したいです。
話題作なりに
園子温ぽさがちょこちょこ出ててよかった。綾野剛をわざとブ男に見せる写し方はさすが。死んだ女の子の背景があまり描かれてないのは気になった。身近な新宿だから、ちょっと現実味なさ過ぎたのは微妙。続きがあるのかな?
テンポがよかった
主人公は、話についていけてません。
「新宿スワン」見ました。
原作未見です。園子温作品に関しましては、「ヒミズ」「紀子の食卓」「冷たい熱帯魚」などは何度も見返すくらい好きです。前作「TOKYO TRIBE」はつまらなすぎて途中で劇場を飛び出しました。今回も、言わば前作に似た感じの雰囲気を感じていたのですが、こちらはそこそこ楽しめて。と言っても、話自体は退屈だけど、綾野剛以外の役者さんの格好良さにかなり引き込まれた。
この映画、歌舞伎町版「クローズZEROⅡ」ですよ。ダサいセリフ連発の口喧嘩&睨み合いと、殴り合い。冒頭で伊勢谷友介が「こいつは俺のダチだ〜」のセリフは笑いそうになりました。2015年現在でダチなんて死語を聞くとは思わなかったです。てかダチってなんすか?でも伊勢谷友介の見た目はかなり仕上がってた。幹部やら社長やらの肩書きを持つ猛者が何人か出てくるけど、豊原功補さんも山田孝之さんも安田顕さんもリンダマンも雰囲気は最高だった。丸高愛実さんも出てましたが、ガッツリ体張ってましたね。
ストーリーは...まぁまぁですかね。現実のスカウト業界も歌舞伎町の裏も知らないから評しがたいが、スカウトの仕事や歌舞伎町の支配関係はすごく丁寧に描かれてる。だからすごく分かりやすいんだけど、主人公が話の中心にいるとは思えなかったですね。話の軸は幹部同士の駆け引きに終始していて、沢尻エリカとデートしてるだけの主人公はそこに居るんだけど、重要な働きをしていない。「女の子に幸せだって言わせます」なんて決意も何処へやら、全く処理されず。でも今作最大のヴィラン・山田孝之と因縁を持たせる設定は大事でしたよね。ここまで悪に徹する山田孝之は珍しいけど、メンチ一発で大物感を出せる辺りはさすが名優。この大物悪役と主人公が最後に一騎打ちをして話を纏めた無理矢理感は少し感じるが、漫画の実写化映画の中では上々の仕上げだと思います。
総じて、男を見るなら最高の作品。同じ群像劇なら「闇金ウシジマくんpart2」には若干及ばず。ストーリーが微妙な割りに退屈だと思わなかったので、かなり評価に困る作品だなと感じました。園子温作品が好きな人にはオススメできません。
手堅いけど…
タイトルなし(ネタバレ)
原作未読で園子温の作品はほとんど見ています。
邦画以上、園子温未満というのが感想です。脚本が鈴木おさむということで危惧していたのですが、初っぱなからバイオレンスで目をひくシーンの連続で飽きさせません。このあたり、TOKYOTRIBEで見せたアングラ感と実際の歌舞伎町がうまく溶け込んでいる気がします。
しかし残念なのがアゲハの王子さま話に合わせて出会って逃げるまで。感動させたいのかわからないけど、ありきたりだし、はらはらもしないし、沢尻エリカの尻しか目をひくところがありません。
それ以前の真野ちゃんのエピソードは主人公の成長とかリアルな感じがしてよかったです。全体的にキャストは文句なし!
ラストのバトルは蛇足過ぎて飽きました
三池崇史監督作品みたいな園子温作品
原作は未読ですので原作との比較は出来ませんが、映画としてはとても面白かったです。
まず新宿のあの混沌とした雰囲気とか、何があっても驚かない歌舞伎町の空気感みたいなものとか、ホント良く出ていて、そこで繰り広げられる物語をとてもリアルに感じられるものにしている。
そしてなんと言っても本作は役者陣が素晴らしい!
山田孝之さんや伊勢谷友介さんはもちろんですが、生き馬の目を抜く世界で流されず毒されず、真心を持って生きている真っ直ぐな主人公白鳥龍彦を、今最も輝いている俳優の綾野剛さんがとても魅力的に演じている。
『そこのみにて光輝く』の時は正直、綾野剛さんは待ちの演技だったためか、池脇千鶴さんや菅田将暉さんに目がいってしまったが、本作ではまた全然違うキャラの綾野剛さんが観れて、改めて上手い役者さんだなと感心しました。
山田優さんが演じたママさんとか本当にいそうですしね。
まぁ三池崇史監督の作品みたいな園子温監督作品ですが、面白い作品を見せてくれたらそれでOKです。
あと沢尻エリカさんは大好きな女優さんで応援しているので、次は是非清純な感じの役を選んで欲しいなと思う。
パブリックイメージとは別にそういう役が似合うと思うし、出来る女優さんだと思っているので…。
面白かったです!
続編もあるのかな?
俳優陣がまさにドンピシャ。 綾野剛は別として… 伊勢谷友介 金子ノ...
俳優陣がまさにドンピシャ。
綾野剛は別として…
伊勢谷友介 金子ノブアキ 山田孝之
もう好きどころすぎ。
特に伊勢谷さんのカリスマ性たるや神々しい金髪。
山田孝之もまさに怪優のごとき存在感。
紅一点のエリカ様もヘルタースケルターばりのエロス満点。
俳優陣は素晴らしいとして、ストーリーは決してサクセスストーリーでもなければ人間の底辺に転がり落ちるもんでもない。
なんとも言えないやるせなさを脳裏に刻み込むあたり、園子温シアターなのか…
過剰なまでの雨演出には若干辟易だが。
女を上げて男を上げる
そんなもん男のエゴだし屁理屈で、まるで共感できない。笑
脚色された映画と言えどしょせん新宿はあんな街なんだろうな。
欲望の需給曲線が絶えない腐った街。
園子温映画の入門編って感じ
全220件中、161~180件目を表示