Zアイランドのレビュー・感想・評価
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これは良い和製ゾンビ
ゾンビ映画大好きなので、低クオリティーゾンビだとテンション↓になってしまうのですが、これはB級感満載なのにゾンビメイクやグロ、アクションシーンをかなり頑張ってて好感持てるし、私は好きなやつです!
グロ苦手な私でも一応大丈夫でしたが、思った以上にグロかったので苦手な人は注意が必要かと思います。
最初はゾンビの雰囲気が全くなく「あれ?ヤクザ映画?」と思いましたが、ちゃんとゾンビ映画してました笑
かなり濃ゆい設定の登場人物ばかりだし、ゾンビ映画だけではなくヤクザモノであり家族映画であり、笑いあり涙ありで色んな要素詰め込んで、ここまで纏まってるのもすごい。
警察に電話かけるシーンはちょっとくどいと感じるかもしれませんが…。
黒髪ロングのJKの格闘シーンで髪の毛がフワーってなびくとこと、映画好きの医者が「遅い方か、速い方か!?」ってゾンビの動きを確認するとこは個人的にお気に入り。窪塚が演じるチャランポランな警察官がかなり好きです。
“ヤクザ対ゾンビ”もしくは“哀川のアニキ対ゾンビ”!
2014年に芸能生活30年を迎えた哀川翔の記念作との売りで製作されたが、個人的には和製ゾンビ映画として注目。
でも、監督は品川ヒロシ。何だ、アイツかよ…と思うのは、ちょっとだけ待って。
いつぞやの『アメトーーク!』でやっていたが、品川は“ゾンビ芸人”。
ゾンビの描写、メイクやグロはなかなか。芸人監督のチープで低クオリティーの作品にしては頑張っていたと思う。
舞台は島。その島で謎の病気が蔓延し、島民が次々とゾンビに。噛まれた者もゾンビに。
主人公絡みの登場人物たちも結構容赦なく死ぬ。
難を逃れた島民やある理由から島を訪れた元ヤクザ、現ヤクザたちが、チャカや日本刀その他諸々を武器に決死のサバイバル。
“ゾンビ芸人”なだけあって、ゾンビ映画のあるあるは踏まえている。
単にゾンビ映画じゃなく、哀川のアニキの主演映画であり、品川の好みと思われるジャンルをてんこ盛り。
開幕は完全にVシネマ。哀川組長に敵対組が急襲。小沢仁志も出演。
島にて、家出した弟分のJK娘がチンピラ相手に喧嘩。趣味で作ったとしか思えないJKアクション。山本舞香が『SUNNY』よりも前にカッコいいアクションを披露して、これはこれでいい。(と言うか、ポイントプラス!)
弟分と元妻と娘の家族の和解は感動要素。
哀川組長と敵対組の決着、バイクに乗り、任侠映画さながら日本刀でゾンビをぶった切るなど、哀川のアニキの見せ場もたっぷり。
これらはまあいいとして…
今作もお笑い芸人が多数出演。ゾンビ第一号でワッショ~イ!の宮川大輔、“島”なので千鳥・大悟、ゾンビより質悪い野性爆弾くっきー…癖が強いんじゃ!
笑いの要素は人によっては(品川の笑いが好きな方には)ウケるかもしれないが、そうでもない人には下らなくダダスベリでクドイ。ベラベラお喋りなやり取り、電話の件とか。
小ネタは品川のドヤ顔がチラつく。
それ以上にドヤ顔チラつくのが、豪華キャスト。大御所シンガーに至っては“愛情出演”。
だけどこれは、品川の人脈か、哀川のアニキの人脈か。
まあ、それなりには楽しめたかな。品川監督作としても『サンブンノイチ』の次くらい。
それに、唯一日本だから出来る、“ヤクザ対ゾンビ”のこれまた異色ミックス!…いや、それとも、“哀川のアニキ対ゾンビ”!…かな。
ヤクザの車のナンバーは893
格闘JKコンビがかわいかった。 風間俊介がゾンビ映画好きの医者とい...
格闘JKコンビがかわいかった。
風間俊介がゾンビ映画好きの医者という設定で、ちょいちょい説明を入れてくる。この作品のZは走るタイプの薬品ウィルス増殖系ハイブリッド型。
怖さはなくて良かったのはゾンビメイクだけ。
1対1で喋るとすぐ掛け合い漫才みたいになるけどおもしろくない。噛まれたからゾンビ化する前に殺してくれーの場面もゾンビ映画を勉強してきました演出で泣けない。
シシドカフカは序盤噛まれてしまい終盤まで出番無い。ゾンビと戦う側に入れて欲しかった本当に。
あぶない警察官役の窪塚洋介は良かった。
主要キャラをもっと絞らないと、ごちゃごちゃした印象。
少しサイレン(PS2)っぽい!!
やや内輪向けと言うのがオリジナリティなのでしょう、退屈せずに観る事ができました。哀川と鶴見が初めてゾンビに遭遇するまで58分もかかって長いです。医者と警官の職務意識が低いので、二人の第一印象が悪かったです。母親は戦い方が元剣道部っぽくなかったです。それぞれの死に場所の設定は上手かったです。少しサイレン(PS2)のような感じで好みでした。作品情報のスタッフ欄にろくに記載が無くて酷いです。
女子高生のアクションが見せ場!
ハズレのゾンビ映画
山本舞香さん!
ゾンビが走りますよ~(笑)
それなりに製作費掛けて作った感はあり、頑張っているのが分かる。
ヤクザとドラッグとゾンビを足して任侠+アクションホラー映画作ったらこうなったと。
女子高生にわざわざ、格闘技の動きさせて、闘わせるとか「東京ゾンビ」を思い出した。(笑)
見所はゆっくり、出演者がやられていく様、散り際に注目するしかない作品です。キャストは豪華な分勿体ない感ありあり、なので見たいファンの方“だけ”にはそれなりに満足できるのではないでしょうか?
マイナス面は芸人の臭いとイメージが強すぎるんじゃないかと思う。
昨今、芸人を起用する映画やドラマは山ほどあるが、役者と芸人の境目がわからない。
関西弁喋らせるとお笑い芸人としてしか彼らを見れないから、演者としての幅が無さすぎる。
監督はそれを納得して撮っているのだろうし、ファンが観るならオーケー。
監督も好きで撮ったんだろうけれど、センスだけではどんなジャンルの監督もこなせるものではないとよく分かる作品。
ファンでないなら、無理に見る必要なし。
ずばり面白いッ(^w^)
ミニレビュー
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