「視点を変えた“ジェイソン・ボーン”」エージェント・ウルトラ 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)
視点を変えた“ジェイソン・ボーン”
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田舎町のダメ男が、実はCIAの凄腕エージェント?!
突然、驚異的戦闘本能を覚醒させる。そう言う設定の作品は数多ありますが、これはその中でも一味違った作品です。何と言っても、武器がローテクというか、その辺の日用品というのが良いですね。逆に言えば、そういう物を使いこなすほど凄腕のエージェントだということですね。
ジェシー・アイゼンバーグのダメ男振りがサイコーです。いやぁ、あのマーク・ザッカーバーグを演じた役者だとは思えないです。それに加え、クリスティン・スチュワートもいい感じのビッチを演じています。
そもそもマイクが、なんでこんな凄腕エージェントに成ったのか?そして、何故マイクが狙われることに成ってしまったのかの説明が、若干いい加減。マイクのエージェントになった件は少し触れられますが、それでも命を狙われる理由はちょっと?見た目の理由は語られますが、普通そういうことの背景には“政治“が絡むはず。そう言う小難しいことは描かれていません。でも、この作品の雰囲気には合わないので、あれで良いのかもしれませんが。
エンドロールのマンガがいい感じです。マイクがその後、どんな活躍をするのかがよくわかります。
一応アクション作品なのですが、見終わりにスッキリしたかと言われると、スッキリ感は微妙かな。どんよりとはしませんが、物語の背景上、『スカッとした!』と言う事もありません。
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