「ド田舎のコンビニ店員マイクは同棲中の恋人フィービーとハワイ旅行を計...」エージェント・ウルトラ よねさんの映画レビュー(感想・評価)
ド田舎のコンビニ店員マイクは同棲中の恋人フィービーとハワイ旅行を計...
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ド田舎のコンビニ店員マイクは同棲中の恋人フィービーとハワイ旅行を計画するが空港で体調を崩して泣く泣く渡航キャンセル、最高のシチュエーションで彼女にプロポーズする計画が水の泡に。失意のままバイトに戻ったマイクの前に謎の女性が現れ、意味不明の言葉を告げると、その直後から今までの平和な日々から急転直下の大騒動に巻き込まれることになる。
ボンクラ兄ちゃんが実は記憶を失ったCIAエージェントでしたという感じのトレーラーからユルいラブコメアクションを期待していましたが、お話自体は笑いの要素が少なく意外に真面目。スプーンやフライパンやモップで次々と刺客を倒していくというネタもイマイチ新鮮味に欠け、危うく凡作になろうとしていたのをかろうじて救っているのは、結構切ない青春譚『アドベンチャーランドへようこそ』で共演したジェシー・アイゼンバーグとクリステン・スチュワートの魅力と、『ランボー』や『ターミネーター』の一作目を思わせるド田舎を舞台にした低予算丸出しのノスタルジー溢れる映像。すなわち変に小賢しいことに手を染めていない等身大の愚純さが好感触でした。
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