「誰も観ない大衆向け、不遇だなぁ…」ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
誰も観ない大衆向け、不遇だなぁ…
とりあえず…「FINAL」唱って、もう一本かよ!と腰が砕けた一本。
この流れ、いい加減止めにならないかな…
「トワイライト」を一本目で放り出したのに、何故か付き合えたこのシリーズも大詰め。
全く魅力的でない主人公なのは一緒なのに、何故此方に最後まで付き合えるのか考えてみると…
個人的な話で終わらないから、なのが一つ。
「ハンガーゲーム」のタイトルに拘って本作に挑む方には、ぜひ原作を読んで頂くとして。
同じ自己陶酔型女子主人公でも、闘いが自分のためか大義のためかで大きく違うという事なのだろう。
そして…
やっぱり役者陣が凄い!これに尽きる!
言うても思春期向け原作の映画化に…
アカデミークラスの俳優が何人出ているやら。
いちいち名前を上げるような野暮はしないけれど。
劇中で、大根演技を演じるジェニファー氏の役者力には痺れた!
そして多分次作で本当に最後になるP.S.ホフマン…涙
内容には触れていないし、触れれば都合の良過ぎる女子夢を苦く突くくらいだけれども。
前2作のトーンを保ちながらの、原作に忠実な安心して楽しめる「転」。
ラストの結びに期待が持てる仕上がり。
とりあえず、観るのならば前作は必ず予習or復習して楽しむ作品。
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