劇場公開日 2015年6月5日

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「自由への新たな戦い。壮大なスケールで描かれる最終局面!!」ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0自由への新たな戦い。壮大なスケールで描かれる最終局面!!

2015年6月9日
PCから投稿

悲しい

怖い

興奮

【賛否両論チェック】
賛:国家から追われる身となった主人公が、やがて人々の希望となっていく様子が、壮大なスケールで描かれていく。
否:“ハンガー・ゲーム”の要素はゼロなので、「戦って生き残る」ドキドキ感は皆無。前作までの知識や、次回作の鑑賞も必須。

 物語もここまでくると、本来の“ハンガー・ゲーム”の面影があまりないのが、若干淋しい所ではあります(笑)。しかし、深く傷ついたカットニスが、独裁国家の卑劣な一面に改めて触れ、決意を新たにレジスタンスとして立ち上がろうとする姿が、非常に勇ましくて感動的です。
 そして何といっても、今回は最終章の前編なので、自動的に後編も観る必要があります(笑)。また、最初に今までのあらすじは一通り説明してくれますが、やはり予備知識があった方が、一層楽しめることは確かです。
 良くも悪くも、シリーズを通して魅力が出る作品だと思いますので、是非「ハンガー・ゲーム」「ハンガー・ゲーム2」を観てからの鑑賞をオススメします。

映画コーディネーター・門倉カド