劇場公開日 2014年11月8日

  • 予告編を見る

トワイライト ささらさやのレビュー・感想・評価

全81件中、1~20件目を表示

2.5オールキャストなのに

2024年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

新垣結衣扮するサヤは、大泉洋扮する落語家の夫ユウタロウを交通事故で亡くした。サヤはユウタロウの落語で唯一笑ってくれた客だった。

まあ大泉洋が出演する映画だからコメディ調だわね。そりゃあ死んでも乗り移られれば意思が伝えられていいよね。でもオールキャストなのにあんまり面白くなかったな。ちょっと入り込めずに残念。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
重

4.0どんな人生も「一生懸命」

2024年8月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

2014年の作品 小説が原作
自分自身のことを一番わかっていないのは、自分かもしれない。
人のことはよく見えても、自分のことはわからない。
どうしても納得できないことや許せないことをいつまでも持ち続けながら苦しんでいる。
ユーレイとなって他人の気持ちを代弁できるようになっても、自分自身の気持ちはいつまでも蓋をしている。
時に蓋をしていることに気づきもしないでいる。
人の悩みのほとんどが人間関係
家族であれば、必要以上の葛藤もある。
「わからない」と言う裏返しが、わかろうとしている事実。
父に対する恨みと拒絶感
自分の中では完全に他人としてしまった父
父のすべての記憶を抹消し続けてきた。
だから寄席を訪れた父を見なかったことにした。
記憶から消し続けた。
「俺も天涯孤独だ」
さて、
最後にユウタロウは、寄席の客席に座り自分の人生を見せられる。
そこには記憶から消し去った何もかもが登場し、勝手に記憶を編集していたこともわかる。
まさに人は見たくないことに蓋をして、見たいものだけしか見ない。
思いもよらずに死んでしまえば、勝手に編集してきた記憶の訂正もできない。
だから死ぬ瞬間、またはその後しばらくの間に自分自身の真の人生を見る機会があるのだろう。
これが作者が考える世界観なのだろう。
ユウタロウはあまりにもサヤを心配するあまりユーレイとなったが、彼が言うようにそれはサヤのためではなく自分自身のためだった。
ユウタロウは、ユーレイとして他人に憑依したことで他人の人間関係の確執を解消したように見えたが、実はそうしなくてもうまくいっていたと考えたのは、おそらくその通りなのだろう。
それはこの作品が端折っている部分によく表れているように思う。
4コマ漫画的にしか描かれないユウタロウとサヤの関係
大雑把すぎるユウタロウと父の関係
他の登場人物たちの人間関係と確執
すべて心配しなくてもうまくいくのだ。
原作のタイトルは「ささやさや」
場所と名前
「トワイライト」は「誰そ彼時」 見えないものが見えるとき
そして、
おそらく、どんな人生も「一生懸命」でしかないのだろう。
ネガティブを抱えていても「なぜ、どうして」が頭の中を駆け巡るのは、一生懸命だからだ。
みな必死で生きている。
しかし、
ユーレイというかつて「ホラー」に分類されていたものも、1990年アメリカ映画の「ゴースト」以来、組み合わせによって大きく味付けが変わることを知った。
もはやユーレイはホラーとして描いてもつまらなくなった。
その後たくさんのアレンジものが登場し、2024年現在では新しい組み合わせもなくなってきた。
今後はこのユーレイというものの形が変化していくのだろうか?
是非そのような作品を見てみたい。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
R41

3.5事故死するも他人の体に乗り移って妻子の元に現れる夫。 何となくあり...

2024年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

事故死するも他人の体に乗り移って妻子の元に現れる夫。
何となくありがちな話だが悪くない。
後半の父親への嫌悪感が晴れていく展開はよかった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
省二

2.5新垣結衣

2023年8月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

が可愛かった。お母さん役、年齢的にもおかしくないし優しく素敵な母親を演じていたけど、生活費の事が気になった。大泉洋の事故の賠償金だろうか。ファンタジーのささら村の設定らしいが、ミニチュアの村の全景ぐらいしか気づかなかった。
結婚して子供ができて間なくの事故。凄い悲壮感があると思うのだけど新垣結衣のその苦しみがあまり感じられず、大泉洋の憑依の嬉しさもジワーと来るぐらい。この高低が大きいと心にグッと来たと思う。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
りか

5.0今までで1番号泣しました。

2022年2月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

本編の序盤 宝の持ち腐れのような映画かwと思っていたが後半になっていくにつれ どんどんとたくましくなっていく新垣結衣さん。最後 すべての勘違いが晴れた時には大号泣でした。
映画でここまで泣いたのは初めてでした。弱々しい母親役に新垣結衣さんは適さないのでは…というレビューがいくつか見られたがしっかりと役に合った演技しており 引き込まれました。ぜひ 皆さんに見てほしい映画です。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
SAMURAI JAPAN

4.5何だかんだ言っている人が多いけど、私はいい映画だと思いました。

2022年2月7日
iPhoneアプリから投稿

何だかんだ言っている人が多いけど、私はいい映画だと思いました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
名無し子

4.5愛と生命の優しい優しい物語

2021年10月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

サイコーでした。
無条件に泪が流れました。
キャストも設定もストーリーもとても良かったです。
傑作です。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
tuna

4.0可もなく不可もなくだけど、、、

2021年9月23日
iPhoneアプリから投稿

温かい作品。最後は号泣。
笑いあり涙あり。
さやが心配で心残りで成仏できない!
なんて思っていたら、自分が1番心残りだった父親とのわだかまりがとけてやっと天国にいけた。
そんなゆうちゃんと父親の絆を紐づけたのはさやだった。

大泉洋さんが面白い。
がっきーはかわいい!
乗り移った時の一生懸命な演技の心くんがかわいかったー!

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Riri

3.5ホロリと来る、けど何回もは観ない

2021年8月15日
スマートフォンから投稿

泣ける

笑える

大泉洋が好きで映画館でみました。
自分の親と上手くコミュニケーションがとれない期間があった人は共感して、うるると来ると思う。
大泉洋の役柄によくある、クスリと笑えるところもあったし。
ただ、ストーリーや演出が結構ありがちというか突出したものがなかったので、ぼんやりした印象かな。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
かっちゃん

3.0普通です。

2021年1月2日
Androidアプリから投稿

単純

深みに欠けます。とにかく普通です。
際立つ演技も特になく。

行方をくらましていた大泉洋の父親が
現れて孫は私が育てるといって、最後は拉致してしまう。そりゃないでしょう。
いい加減にしろよという心なさを
感じました。息子が生きてる間に父親は
罪を償わなければならなかったはず。
バカヤローなんてトンチンカンも甚だしいよ。
新垣結衣に育てさせ、金は親父が出す。
それが普通です。
意味わからんかった。

コメントする 1件)
共感した! 1件)
れいすけ(休眠中)

4.0合点がいく

2020年12月12日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

笑える

楽しい

落ちどころっとでも言うのでしょうかね
人は生きたり死んだりが当たり前のはずなのに身近でだと深く悲しんだりしますよね
遠くの場所で生きた死んだってーもあまり関心がねぇ
あたしゃね、思うんです、そんなことたいしたことじゃねえ
ようはどう生きてきたか、じゃねーかってね
死んでからじゃこんな風に思いなんて伝わらねーからね
でもさ、やっぱりぜったい必ずゆるぎなく思い残すことがあると思うわけさ
のりうつったって化けたって無理でしょ
思いを伝え切るなんて
だもんでどこで合点すんのかなってね

小松政夫さんの映画を探して見つけた作品です
とてもとても良いお話でした
あたしゃね、泣いちゃいましたよ

さよなら さよなら さよなら

コメントする (0件)
共感した! 1件)
カルヴェロ

3.0作品として普通 ガッキーファンには満足❗️

2020年7月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

死んだ相手が成仏できずに別の形で現れるという作品はゴーストを代表作にして腐るほどある。
それだけに、このモチーフにした作品となれば、他にないオリジナリティが無いと「ゴーストと一緒じゃん」と十把一絡げになります。

これはストーリー的にその強弱もなく、想像の範囲をそのまま進めた映画です。
なので、当たりともハズレとも無く2時間弱の時間は過ごせます。

2時間弱、観られるのはガッキーしかない。
喪服姿のガッキー
花嫁姿のガッキー
お母さん姿のガッキー
どこから観ても、彼女の透明感とかわいさに見惚れます。

個人的には大泉洋さんのキャラをもっと出して、とことんおもしろおかしく突き抜けてしまう方がこの作品としてひとり立ちしたんじゃないかと思いました。

ガッキー推しの完全安定志向に走った映画でした🎬

コメントする (0件)
共感した! 4件)
零式五二型

2.0原作のほうが100倍いい

2020年4月12日
Androidアプリから投稿

原作のミステリー要素はまったくないですね。これ歯科見てない人はぜひ原作を読んでほしい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
sokun

3.0ついついウルウル

2020年3月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

洋ちゃんが好きなので、DVDを借りて観ました。
洋ちゃんは狂言回しで、ガッキーが主役です。
とても優しい人々の物語で心温まりました。
とにかく赤ちゃんが超可愛い!
たまにはこんな映画見てウルウルするのも良いものです。
洋ちゃんが好きなので+0.5ポイント.

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Jo

4.0【急逝した夫の魂は天涯孤独だった妻をいつまでも優しく見守る。深川栄洋監督の安定感は変わらず。】

2019年12月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

幸せ

 サヤ(新垣結衣)との間に子(ユウスケ)を設け、さあ!これからというときに、売れない落語家、ユウタロウ(大泉洋)はトラックに轢かれて、死んでしまう。

 喪主を務めながら、途方に暮れるサヤの元にコワモテの男(石橋凌)が訪れ、棺桶の中のユウタロウを一括した後、サヤに子供を引き取ると申し出る。

 成仏できずに、葬儀の際ウロウロしていたユウタロウは、怒りのあまり葬儀の場に居た師匠(小松政夫)に乗り移り、サヤに”逃げろ”と語り掛ける。

 サヤが逃げた所は、亡き叔母が遺してくれた小さな家があるささら。

 ーここから、ファンタジー要素が色濃くなる。ー

 ささらに住む人々、取り分け個性的な三婆(お夏:冨司純子、珠子:藤田弓子、久代:波野久理子)は、ユウスケに夢中になり、サヤとユウスケの面倒を親身に見る。
 ささらの人々のちょっと面倒だが、心優しき事。

 ユウタロウも色々な人に乗り移り、サヤを支えようと奮闘する。

 そんな中、サヤはある決意を秘め、義父(石橋凌)をささらに招くが・・。

<深川栄洋監督が描く、人間性肯定のコミカル&ヒューマン映画。ささらに住む人々の人情が心に沁みます。>

<2014年11月9日 劇場にて鑑賞>

コメントする (0件)
共感した! 3件)
NOBU

1.5役者かストーリーか

2019年12月14日
iPhoneアプリから投稿

死んじゃった家族が成仏できない系の話は腐るほどある。
面白かったのは ゴースト〜ニューヨークの幻 か、あとなんだろう思い浮かばないけれど
珍しくはない。

そのありふれた話を並み以下の脚本にして並み以下の演技で見たという感じ。
新垣結衣は可愛いですよそりゃ。
こんな娘と結婚出来たらそれはもう成仏しないでしょうよ。

そもそもお父さんとの不仲について

私的にはお父さんが仕事熱心で何が悪いの?
と思ってます。
遊び呆けて家庭を顧みないとか、浮気症とか
そういうわけでもないお父さんが
最近 責められる話をよく見かけるが
なーんかなあと 思う。

休日に 自分の遊びを優先するとか、帰って来ても子どもに関心がないと言うのは論外だけど

このお父さんに対して、息子がここまで父を憎むのは
母親が息子に言って聞かせ方がうまくなかったからだと思う。
母親が不満に思うと子どもにそれが伝わり
こういう感じになる。
これは話のスジからは外れるわけだが、
つまり 設定が ぬるい。

新垣結衣の可愛いさだけが引き立つ作品だった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
asica

3.5新垣結衣、、主演映画。小説「ささら さや」を映画化し、女優の新垣結...

2019年9月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

新垣結衣、、主演映画。小説「ささら さや」を映画化し、女優の新垣結衣が自身初の母親役に挑んだファンタジードラマ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
てかる

3.5親子愛と夫婦愛

2018年9月17日
PCから投稿

親子愛と夫婦愛が描かれたいい映画です。
あんなに可愛いお嫁さんだったら、そりゃ心配で成仏出来ないだろうな…

コメントする (0件)
共感した! 0件)
フラニー

3.0原作のテイストは…ない

2018年3月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悪くはない…とは思うのだけど、これを見て原作を読みたい、と思うことはないような気がする。
原作のどこかふわふわしたファンタジックな空気感をほとんど感じず、ユウタロウとサヤの別れ、ユウタロウと父親の話と、見せ場がそれぞれけっこうな尺があるのに続くものだから、けっこう疲労感が(笑)

新垣結衣は好きな女優ではあるが、本作のサヤ役には合ってない。輪郭がはっきりしすぎていて、原作のどことなく現実感が薄いムードを減じている。

でも、遠景をわざわざジオラマ風に撮っているのは、その原作の非現実感を出したかったんだよね?
それなら新垣結衣じゃなかったろうし、仮に新垣結衣をキャスティングしたにしても、原作にはない夫婦喧嘩のシーンなどは入れるべきじゃなかったと思う。
この夫婦のテンポの良い掛け合いと、ジオラマ風の遠景が、互いのミスマッチ感を増幅してる。
(そもそもジオラマ風撮影が多すぎて鼻につくし)

テンポの良い、といえば原作での婆ちゃんトリオの掛け合いでしょ。それがほとんど見られなかったのは残念。

また、セットを多用していて「街の風景」に乏しいのも、本作の「佐々良町という特別な場所」感を削いでいる。
設定的には残っているのは宣伝やセリフなどから分かるが、映像的に説得力がない結果に。

原作にない「ユウタロウと父親の葛藤」を延々と引っ張ったのも、結局この映画のテーマをぼやけさせるだけだったのでは?

…なんだけど、ユウスケ役の赤ん坊が破壊的に可愛かったので星3つ(笑)

コメントする (0件)
共感した! 0件)
flying frog

3.5ささらの奇跡

2018年3月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

幸せ

幼い頃に両親を亡くし、身寄りが誰も居ないサヤは、売れない落語家のユウタロウと出会い、結婚。子供も産まれ、幸せも束の間、ユウタロウは交通事故で亡くなってしまう。
妻と子供の事が気になって成仏出来ないユウタロウは、他人の身体に乗り移って度々サヤの前に現れ…。
日本版『ゴースト ニューヨークの幻』と思っていたら、勿論夫婦愛も絡めつつ、邦画らしい人情ファンタジー仕立て。

ユウタロウには死んだ事にしている絶縁状態の父親が。葬式の日に突然現れ、子供を引き取るという。
そんな義父から逃げるように、サヤは“ささら”という田舎町に移り住む。
昔の風情が残るささらの町に癒される。
ささらの町並みがミニチュアのように見える撮影に目を奪われる。こういう撮影法、確かあったよね。

人を疑わないサヤ。苦労の連続。
周りの人々や亡き夫に支えられ、母親として少しずつ強くなっていく。
ガッキーが好演。
初の母親役。ガッキーもいずれ、子供を産んで母親になるんだなぁ、と。
大泉洋は早々と死んでる設定なので出番はそんなに多くないが、いつも傍で見守ってる雰囲気を感じさせる。ナレーションの語りはさすが絶口調。惜しむらくは、せっかくの落語家役をもっと見たかった。
もう一人のシングルマザー・福島リラ、近所のおばちゃんがハマり役の藤田弓子ら脇を支える面々。
身体に乗り移り、“大泉洋演技”を披露する小松政夫、富司純子、寺田心、中村蒼。
心クンの江戸っ子喋りが愉快、中村蒼の上手さが光った。

サヤはユウタロウの父親ともう一度会う。
終盤の感動ポイントを全てさらっていってしまったのは、このユウタロウの父親であった。
いつも怒ってるような怖い顔。
仕事ばかりで妻の死に目にも会えず。
そんな父が大嫌いなユウタロウ。
しかし、父は本当は…。
ユウタロウが落語を目指したきっかけも…。
初めて抱いた孫への優しい眼差し。誤解されてしまったある咄嗟の行動。
サヤと孫を通じて描かれるユウタロウと父の和解。
石橋凌がさすがの名演。

全体的にフワッとした作風で、悪人も登場しない文字通りのファンタジーの世界。
優れた出来映えの秀作ではないが、普通に心温まるTHE邦画な好編だった。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
近大