「余韻」めぐり逢わせのお弁当 critique_0102さんの映画レビュー(感想・評価)
余韻
とても良い映画だ。
直裁的ではなく、すべての台詞、あらゆるシーンに余韻を残す。
喧しい周りの声とは対照的な二人の心の揺れも印象的だ。
二人の間にある埋め尽くすことのできないトポス。
人とは、そういうものだ。
刹那、身を震わせても、混じり合うことのできないものがある。
偶然と必然、出会いと別れ、成功と失敗。すべての人の裏と表を静かに語り出す。
それを、dabbaに込めることができるのは、この国でしかありえない。
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