極道大戦争のレビュー・感想・評価
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後半の対決間延びが残念。主人公も残念。
三池監督最新作を観る前にコレチョイス。
一瞬ですが、キチンとピエールさん出てました。
街を見守る良きヤクザの親分が実はある組織から抜けたバンパイアで、組織の一員に狙われて絶対絶命。慕っている舎弟の影山が助けに行くも自分も絶対絶命のピンチ。そんな時親分に影山が噛み付かれ、ヤクザバンパイアに覚醒する話。
序盤から奇妙な世界観を観せられる。
バンパイアありき、ヤクザありき、神父ありき、オタク外人ありき、カッパありき。カエルくん&キングカエルくんありき。
良きヤクザの世界を観せたかと思えば、コッテコテの昭和ヤクザの世界も観せてくれる。
ヤクザの世界を観せたかと思えば、血を吸われたバンパイア達の方がヤクザらしく、通常のヤクザを困らせる。
中々シュールさもあり中盤まで面白かったが、後半対決が間延びしてしまった感がある。
やはり、主人公である影山が面白くない。
もっと後半弾けてくれれば、、、と残念である。
素晴らしき駄作
やはり三池作品は評価が別れますね。
好きな作品もいくつかあるものの
(土竜の唄とか)
これはあきませんね。
ストーリーカオスなのは覚悟してた
ものの酷すぎるし何故市原隼人?
キャスティングがよく分からないなあ。
見終わって何かモヤモヤ。
多分2度と見ないし市原隼人ファン以外は
見る価値を見いだせないですね。
あーフラストレーション。
好き嫌い
分かれる?
本当か?
もしそうなら、俺は大嫌い。
前半はともかく、中盤以降のくだらなさに、熱演している市原隼人が哀れに感じた。
映研の素人の作品なら悪くはないけど、これで作品として金を取っていいのか?
くだらな過ぎてびっくりした。くだらなくて面白い映画かと思ったら、全...
くだらな過ぎてびっくりした。くだらなくて面白い映画かと思ったら、全く意味不明。何がしたいのかもよくわからない。なんか、真剣に演技している俳優が憐れに見えた。私には、全く理解できない世界観。
三池節炸裂?作
設定が活きていない
カッパ、蛙いらない
啖呵を切る一般人面白い
同時に殴り続けるだけのラストバトル
バンアイア化した主人公が飛び立ちエンド
自由に撮っても映画になってないと
うーん、もう一度観ることは無いな。 奇抜なシチュエーションだけどル...
うーん、もう一度観ることは無いな。
奇抜なシチュエーションだけどルールが曖昧だから取り残されてしまう、純粋にストーリーはつまらないと思う。
あと、肝心の市原隼人の演技については奥行き無さが出てしまっていて全体でのっぺりした印象を受ける。
冗談を映画にして楽しもう!突っ込んでなんぼのB級だ。
最強とか言ってるカエルのキグルミとかで笑いをとる展開を楽しめたらオッケー(笑)
出来れば、後ろ暗い暮らしをしているバンパイアが日光に弱いとか設定はほしかったなぁ。
吸血して、無敵なだけのバンパイアって……設定を使いきってない気がするし。
ミニレビュー
満足度 70点(100点満点中)
これは万人受けしない作品で本当にハマれる人は少ないし、酷評も仕方ない作品。
でも個人的には漫画的な世界観がハマってしまった作品。
噛まれたらヤクザっていうのは斬新で怯えていた人がヤクザになって変わってしまうギャップが面白い。
カエルはめちゃくちゃシュールでニヤニヤ(笑)
ある意味、チャウシンチーのような感じの作品と言えばいいかな。もちろん面白さは全然違うけど…
ヤヤン・ルヒアンはやはりカッコイイけどあのクライマックスはなんか違うな…
結局、漫画的なヴァンパイア映画がやりたかっただけなのかもと思った作品だった。
MADNESS NEVER DIE!!!
三池監督による、ズブの監督ファンのための、「俺は変わっちゃいないぜ!」宣言の一本。
いつの間にやらメジャーの便利屋になったかに思われたのが…
「カタクリ家」「D.O.A」の頃のギラつきは未だ死なず!を確かめられた喜びったら!涙
意味?そんなのどうでも良い!
勢いと悪ふざけが大事なんだよ!涙
それで酔えて全て許せた、いや許せるのが三池マジックなんだよ…
貸し切りかと思われた劇場で。
上映間際に入って来て、よりによって目の前に座ったおばちゃんが。
クスリともピクリとせず、数々のブッ込みネタにこちらが笑おうもんなら、鬼の顔して振り返る!という…
コレが、この作品境遇を現しているんだろうな…
園子温監督が、何故三池監督の域に達し切れないのか。
例えば「闇鍋」をしているとして…
「面白いから!」で食えないモノまで放り込んで、大笑いするのが三池監督。
それでも「食えるモノ」に拘ってしまうのが園監督。
なんだろうな…
「ヤるなら何事も本気で!」を堪能出来る作品。
頑張る俳優。
映画は監督のものなので、好きなように作ればいいんだけど、
本当に好き放題やるとこうなります!と教えてくれる作品が
このところ相次いで公開された気がする。これもそのひとつで、
三池がずーっとやりたかった原点回帰がこの作品なんだそうだ。
作り手にとって(特に三池とか園子温は)観客の望む分かり易い
作品を撮ってばかりだとつまらなくなってきちゃうのだろうと
(創造力限られちゃうしね)それは分かるのだけど、勢いこれを
観せられた観客は、例えば幼児が思いきり画用紙に描いた絵の
感想を聞かれ「んー、えーと、これは何の絵なのかな?」という
あの困った感じ^^;そのものである。まず何なのか分からない。
でも勢いだけはあるらしく(爆)先生から褒められたりしている。
分かる人には分かるんだ。そう思って楽しんでしまうしかない。
私的にはもっとコメディだと思っていた。噛まれたら皆ヤクザ、
なんてすごく面白そうじゃん!期待しちゃうじゃん!…だけど
観てみたらたいしてそんなシーンないじゃん!?という脱力感。
いや、ヴァンパイア化はするんだけど笑える感じではないのだ。
任侠アクションバトルに近い。西部劇っぽくもある。ゆるキャラ
が凶暴だという、誰かに挑戦を投げかけている感まであったり。
どう解釈するかはお好みで。っていう感じか。いや、特に客の
ことは考えて作ってはいなさそうだ。気持ちよくやってるだけ。
そこで俳優陣に目を向けてみると、私は市原隼人の真面目さに
胸を打たれた。こんな映画なのにすごく一生懸命だ(誉めてます)
アクションも頑張ってる。台詞も思い入れたっぷり。彼が汗水
流して(ヤクザを誉めるのも憚られるけど)やり返している姿が、
痛いほど胸に沁み入る。役者魂だなぁ…リリーやでんでんなどは
いつも通りしれっと演技しているからその対照的な姿が面白い。
(品川のゾンビ映画ともまた違う。しかし皆噛むのが好きねぇ^^;)
話がわからないよ
市原隼人ひさしぶりに観たなあ。
噛まれたらヤクザになるっていうヤクザウイルスが蔓延して、高校生や看護婦がヤクザになって面白いっていう。
そこは面白いんだけど、最後結局どうなったんだろ。ヤクザウイルスにやられた街は救われるのかな。
敵役で出てくる奴等は、どこから来たの。どうも吸血ヤクザの一味っぽかったけど。
高島礼子の脳は溶けてたの? どうして溶けたの? 最後どうなったっけ?
なんかウトウトしてたから、よく解んなかったんだよね。でもシャキッと起きてても解かんなかったと思うよ。ストーリーはあんまり気にしなくていいのかも。
不思議とハマる、グロくてバイオレンスな異色ヤクザ映画。
【賛否両論チェック】
賛:「噛まれたらヤクザ」の世界観が新鮮。復讐に燃える主人公の姿と、ヴァンパイアとしての覚醒が見事にマッチして、痛快なアクション大作として観られる。
否:シュールすぎて良く分からないシーンも多く、苦手な人にはただただ不快に感じるかも。グロシーンも多数あり。
まず、“ヤクザ・ヴァンパイア”という発想が斬新でステキです(笑)。カタギが皆ヤクザになってしまい、本業のヤクザが困ってしまう辺り、思わず笑ってしまいます。そんなシュールな世界観の中で、亡き親父の仇を討つため、自らの運命に立ち向かっていく主人公の姿が、とても痛快です。まさに、
「愚直であれ。」
ですね。
笑いのシーンもかなりありますが、あまりにシュールすぎて、正直よく分からない場面も結構あります(笑)。
ハマる人には非常に痛快なサバイバル・アクションです。良くも悪くも、好み次第の作品といえそうです。
映画は見世物。
これこれ。映画はこれでなくっちゃ。本当に楽しませてもらった。映画はちょっといかがわしくて楽しいものというのが本来。見世物がいい。
もちろん、アートであってもいいのだが、やっぱり映画はこうでなくっちゃ。
神浦(リリー・フランキー)がなぜバンパイアになったのかはわからない。そして、噛まれたらヤクザになる。このデタラメな世界観からスタート。
テイ龍進とヤヤン・ルヒアンのコンビが街にやってきて血を血で洗う抗争が始まる。
もうすべてがデタラメで、カエルの着ぐるみなのかなんなのか、このKAERUくんがやたらと強い。
はっきり言って、三池崇史のやりたい放題で、ちょっと資金潤沢な自主映画のようである。「DEAD OR ALIVE」を想起させる。
こういうオリジナル作品が製作されるのだから日本の映画界もまだまだ捨てたものではない。
これは、楽しんだものがち。
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