「モノと向き合う実体験」365日のシンプルライフ osincoさんの映画レビュー(感想・評価)
モノと向き合う実体験
毎日倉庫から一つのモノを持ってきていい
一年間モノを買わない
という実験を試みる青年の話。
いきなり真っ裸で家を飛び出して、ごみ収集箱から新聞紙をゲットして、アキラ100%的に隠しながら、雪の積もる街中を走り抜ける姿は、あっぱれでした。
その場面を目の当たりにして、倉庫からってそういうことか、と理解しました。
近くの倉庫に全ての荷物を預けているので、ほんとに裸一貫からのスタート。
最初にゲットしたのはコート。
腕の方に足を入れてボタンを閉めれば寝袋に。笑
その後、靴、ブランケット、襟付きシャツなど手に入れていくも、7日目にしてもうこれ以上いらない、みたいになって、その後10日ほど倉庫に行かなかったり。
単純にとても寒そうで心配だったけれど、本人は靴下とか下着とかモロモロあまり必要なさそうでした。
必要なモノは100個くらいで、次の100個は生活を豊かにするモノだというセリフには納得。
自分もミニマルな生活に憧れながら、モノへの執着が捨てられないのは、その辺の線引きがうまくいってないんだろうな。
クローゼットで同じように整理をしている人の記事を読んだので、真似してみようかな。
(自分の部屋以外のクローゼットに全部衣類を移動して、使ったモノだけ自分のクローゼットに戻す)
おばあちゃんがとても可愛らしく、名言いっぱいでした。
いろいろあれど、いいお友達、いい家族に囲まれて、うまいこと彼女も出来て、あれ、ドキュメントだっけ?と少し混乱しました。
最後に倉庫にたっぷり残ったモノたちはどうなったのかな?
●追記●
その後、引っ越しまして、I日一つと言わないまでも、自力で持ち込める量で過ごしてみています。
大物や必要なものは買ってるので、映画よりはかなりハードル低いですが、モノが無くてもなんとかなるのは体感できています。