DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?のレビュー・感想・評価
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優子卒業、握手会傷害事件、背骨のたかみな
楽屋端の廊下で小さく固まる15期、ドラフト生。選抜指原に誉められて嬉し泣きをする前田美月。移籍を即受け入れた佐藤すみれと家庭の事情で断らざるを得なかった岩田華怜。負担をかけた残酷ショーの側面をもったAKBが飽和状態に達した2014大組閣。震災から3年目の被災地訪問。大箱のパフォーマンスの酷さを火花やフライングの演出と素早いカメラのカットで誤魔化してる印象。小嶋真子のほのぼのアイドルオーラ。四六時中カメラがあると、何でもないときでも扇情的な空気が流れてるのではないかと思ってしまう。仲間が弱ってるとき、緊急時のとき、AKBとして表に立たなければならないとき全てに、屋台骨としてのたかみなの存在の凄まじさが際立っていた。
良くも悪くも大島さん
舞台挨拶がみれると聞いてこのたタイミングで見ました。
あの事件のことにも触れていますが
メインは大島さんの卒業について
組織に与える影響はデカイだなと感じさせるものでした。
卒業だけで一本出来るなと
ドキュメントだから初めからそう言う作品なんでしょうけど
観終わってから自分の中には何も残らなかった作品
『職業としてのAKB48』
'(個人のためでなく)仲間のためにやっている'
'(AKB48は)そんな簡単なものじゃない'
プロとして、他者の目に曝され、第一線に立つ彼女達の放つ、言葉の力強さ。立ち居振る舞いの美しさ。時間は皆、平等に与えられているはずなのに、彼女達の積み上げてきたモノの大きさたるや、(私も含めて)世の凡人達はひれ伏すしかない。
自分の意思ではなく組織による決定に苦悩する姿、第三者による妨害行為とその対処、下の世代からの突き上げ、…。
彼女達の立つステージは特殊ではあるけれど、イチ労働者としてどこかに、誰かに、共鳴するところがあるのでは?
高橋監督には、とことんまで続けてもらいたいな、と思いました。
感動必至か、ドン引き退屈か、2つに1つの非大衆向けムービー!!
【賛否両論チェック】
賛:決して華やかなだけではないアイドルの世界での奮闘ぶりを、垣間見られる。「よく撮ってたなぁ」と感心。思い入れがある人が観ると、号泣必至。
否:興味があるかが全て。移籍の発表で過呼吸になったり、第三者から見るとドン引きなシーンもあり。
正直、興味があれば感動間違いなしの映画ですし、興味がなければ終始退屈でドン引きしちゃうような映画です。興味が全てです(笑)。それ以外の視点で観るとするならば、華やかな舞台の裏で、人知れず泣いたり、悩んだり、迷ったりしながら、自らの道を選び走っていく少女達の姿に、感慨深いものを感じる人もいるでしょう。
決して綺麗事だけでは片づけられないような、厳しい世界で頑張っている人達のドキュメンタリーです。・・・興味がある方は是非(笑)。
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